健康や美容のためによかれと思って続けている習慣が、実は老化を早めていることもあります。書籍『〈アンチエイジング版〉日本人の9割がやっている残念な習慣』(ホームライフ取材班/青春出版社)では、日常生活の中に潜む“見落としがちなNG習慣”を体の仕組みから解説しています。
本稿では同書の内容から一部を抜粋し、忙しい朝にありがちな「パンとコーヒーだけ」の朝食が体に与える影響と、太りにくくするための改善ポイントについて紹介します。
「パンとコーヒーだけ」は最悪の朝食! 血糖値が急上昇して太りやすくなる
朝は慌ただしいからと、朝食をパンとコーヒーだけで済ませる人は少なくない。ごはんとおかず、みそ汁などと比べると、ずっと手軽に用意できる。しかし、残念ながら、このシンプルな組み合わせは最悪な朝食といっていい。
一般的なパンに含まれる栄養はほとんどが糖質。朝の空腹時、糖質ばかりの食事を取ると、血糖値が急上昇し、それに伴ってホルモンのインスリンも分泌される。血糖値を下げようとするインスリンの働きによって、血液中の糖が脂肪細胞に取り込まれ、その結果、太りやすくなってしまうのだ。
一方、コーヒーは「ストレスホルモン」ともいわれるコルチゾールと関係している。コルチゾールには多くの作用があり、そのひとつが血液中の糖分をいち早く脂肪に変えようとするもの。コーヒーに含まれるカフェインは、このコルチゾールの分泌量を高める働きがある。つまり、太りやすさに拍車をかけてしまうのだ。
こうした体のメカニズムから、パンとコーヒーだけの朝食はNG。甘い菓子パンと砂糖たっぷりのコーヒー、あるいは缶コーヒーという組み合わせなら、もっと体に悪影響を与える。
とはいえ、パンとコーヒーの朝食でも太りにくくするのは可能。一緒に野菜をたっぷり食べて食物繊維を補給すれば、血糖値の上昇は抑えられる。ゆで卵やハムなどを加え、コーヒーをカフェオレにすると、栄養バランスはさらによくなる。
『〈アンチエイジング版〉日本人の9割がやっている残念な習慣』(ホームライフ取材班/青春出版社)
同じ年齢なのに、老けて見える人と、若く見える人がいる。その違いはなんなのか? 体質や遺伝の違いだと思いがちだが、それ以上に大きいのが〝習慣〟の差だ。多くの人は、健康や美容のためによかれと思って行動している。糖質を控える、清潔を保つ、たっぷり休む――。どれも間違っていないように見えるが、体の仕組みや最新の知見から見ると、かえって老化を早めてしまうケースは少なくない。本書は、ベストセラー『日本人の9割がやっている残念な習慣』をはじめとする「残念な習慣シリーズ」の中から、見た目も体も老けないためのアンチエイジング情報をピックアップして文庫化する。











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