春がきた。と思ったら、夏ももう顔をチラつかせつつある。
同志諸君はきっと、こう思い始めている頃だろう。「ガッツリ食べたい、でもあまり重いのはちょっと……」。そんな食いしん坊のワガママを受け止めてくれるあの人気メニューが、なんと今年も登場する。

はい、ということで朗報。4月15日から「ほっともっと」に「おろしかつめし」が帰還することが決定した。一足先に味わってみたところ……めっちゃ進化しとるーーー! そのポインを以下、ご報告!
○ほっともっと「おろしかつめし」、進化したタレに悶絶!

ほっともっとの「おろしかつめし」。とんかつにたっぷりの大根おろしを合わせ、特製のタレでさっぱりと仕上げた人気メニューだ。2019年に初めて登場し、ボリューム感と軽やかな後味の両立で多くの支持を集めた。

揚げ物でありながら重さを感じにくく、食欲が落ちがちな時期でも食べやすい。しっかりした満足感もありながら、最後まで飽きずに食べ進められる。そんな絶妙なバランス感で、期間限定ながら毎回人気を博してきた。

その2026年バージョンの実物が……こちら!

この凛として美しい佇まい。
広義の意味ではカツ丼だが、見るからに爽やかだ。とんかつの下にはキャベツが敷き詰められており、横に添えられた紅生姜が丼に色彩を加える。

さっそく大根おろしをとんかつの上に乗せて……

ソースをかけたら……

はい、完成! ねぇ見てよ、この清涼感。暖かいのに、冷涼感すら漂ってるじゃないの。

それではさっそく一切れ、いただきます! ……サクッ。

あああ~……キタキタ、これこれ! ウマァァァ~~~!!

とんかつのジューシーさはしっかりキープされているのに、後味が驚くほど軽い。すぐに大根おろしのさっぱり感が追いかけてきて、油の重さをきれいにリセットしてくれる。そこにふわっと重なる出汁の旨味……たまらんッ!

サクッと軽快なとんかつの食感や豚肉の旨味はもちろん、この風味豊かな出汁感がとにかくウマい! 聞けばソースがリニューアルを遂げたらしく、なんと「焼津産の鰹節だし」を使っているとのこと。これが粗めに削られた大根おろしやとんかつの衣によく絡み、クリアな旨味となって丼全体に行き渡っている。うめぇ……。

当然、「焼津産の鰹節だし」の開発にはしっかり手間をかけたようで、加熱の過程で鰹節の香りが飛ばないよう、出汁を投入するタイミングなどを細かく調整し、しっかりと出汁感が残るよう設計したのだという。

キャベツもすごくいい仕事をしている。
サッと加熱されたキャベツのシャキシャキ感はまったく悪目立ちせず、心地良い食感的アクセントとして成立。爽やかな甘味がとんかつのこってりした旨味を一層引き立てる。

途中で別添えのわさびを投入! これがまた清涼感にブーストをかける。鼻を抜ける鰹節の香りとわざびの辛味……めちゃいいわ。春夏の浮かれ気分に、さらに拍車がかかる感覚だ。

紅生姜もまたいい! 梅酢の香りがこのおろしソースに合わないわけがないもん。気づけばあっという間に完食。とんかつもなかなかのボリューム感だったのに、不思議と「重いものを食べたな」という罪悪感がない。むしろ実際の満腹感や満足感とは裏腹に、「ヘルシーに済ませたな」という謎の安心感すらある。

ちなみに、丼タイプの「おろしかつめし」とは別に「おろしかつ弁当」もラインナップ。丼タイプが40~50代の男性の支持を得る一方、「おろしかつ弁当」は女性人気も高いという。確かにこちらのほうがより一層サッパリ食べられそうな気もするし、ポテトサラダや特選ごま菜漬けという付け合せがある分、より自由度の高い楽しみ方ができそうだ。


ライスの量も選べるようになったそうなので、ご飯は少なめくらいがちょうどいいという女性にも刺さりそうな予感。

これまではだいたい2カ月くらいの期間限定販売だったが、今年はいつもよりちょっと長めに販売期間が設けられているという。近年は夏の到来が早く、暑い時期も長いので、「おろしかつめし」が活躍するシーンもこれまで以上に増えそうだ。

もしかしたら、「さっぱり系のカツ丼」と聞いて、どこか物足りなさを想像してしまう人もいるかもしれない。だが、この「おろしかつめし」は違う。ガツンとした満足感と、軽やかな後味。その両方をきっちり成立させているからこそ、これだけ多くの支持を集めているのだろう。

そして今年は「出汁の進化」という明快な上積みも加わった。レギュラー化を望む声もあるそうだが、その気持ち、よ~くわかる。

暑さで食欲が鈍る日もある。だけど、ちゃんと食べたい日だってある。そんなとき、この一杯はちょうどいい落としどころになるはずだ。
「おろしかつめし」。これはもうこの時期の風物詩。今季もガッツリお世話になります!
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