日経平均が6万円を行き来する中でも、市場では不安定な動きが続いています。中長期投資では、こうした局面でも慌てず構えることが重要です。
とはいえ、日々の値動きに心がざわつく方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、値動きの異なる複数のファンドに分散投資することで、資産全体の値動きを比較的穏やかにする方法もあります。

そこで今回は、SBI証券の投資情報メディア編集部「投信はつみ」さんに、NISAの成長投資枠で検討できる、株式や債券など複数資産に投資するバランスファンドを紹介してもらいます。

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荒れる相場で注目 値動きを抑えるバランスファンドとは

投信はつみです。 前回の3月コラムは、イラン紛争による不安定なマーケット環境の中での公開でした。

『このような時だからこそ、「初心を忘れず」「前向きに」「長期の視点」で、つみたて投資を続けていきたい』 とお伝えしましたが、その後も不透明な状況が続く中、多くの国の株価指数が回復してきて少しホッとしました。

3月のような下落局面では、株式ファンドを単独で持つよりも、値動きが異なる複数のファンドに分散投資をしていた方が、値動きがマイルドになったと、あらためて実感しました。

そこで今回は、株式や債券など複数の資産に投資するバランスファンドに着目して、優等生といえる5ツ星(★★★★★)ファンドを取り上げたいと思います。

ウエルスアドバイザーのファンドレーティング(総合)が5段階で最上位となる5ツ星は、運用期間が3年以上で、カテゴリー内での運用効率(シャープレシオ)が上位10%に入っている直近時点での優秀ファンドを指しています。

※ウエルスアドバイザーのファンドレーティングの詳細は記事末尾を参照
オルカンより低リスク!? 優等生バランスファンド20選をチェック

今回は5ツ星のバランスファンドの中で、値動きの振れ幅を示す標準偏差(5年)が、代表的な株式ファンドである eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(愛称:オルカン)よりも小さいファンドを取り上げました。

SBI証券ネット取り扱いのNISA・成長投資枠で、オルカンよりも低リスクの優等生バランスファンドの一覧が図表1の20ファンドです。

パフォーマンス上位のファンドは株式の組入比率が相対的に高く、下位のファンドは債券の組入比率が相対的に高い傾向があります。
そのため、標準偏差(リスク)にも差が見られます。

イラン紛争によるマーケットの下落を経験し、今後、よりリスクを抑えた運用を目指したい方は、各ファンドの株式組入比率を参考にして、これらのファンドへの分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。

投信はつみ〇投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める若手社員。父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。はつみは2018年のつみたてNISA制度をきっかけにインデックスファンドでのつみたて投資を開始。つみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。NISA・成長投資枠のさまざまなファンドの購入を検討し、つみたて投資を実践中。

掲載されたファンドの情報はこちら※2026年04年27日掲載記事

『投資情報メディア』より、記事内容を一部変更して転載。

投資情報メディア編集部 とうしじょうほうめでぃあへんしゅうぶ
投資情報メディア編集部 豊富な投資レポートを無料で公開している、SBI証券の情報メディア(サイトはこちら)。同社のアナリストによるオリジナルレポートをはじめ外部の人気アナリストによるレポート、外国株、日本株、投資信託などに関する豊富な記事ラインアップを揃えている。 この著者の記事一覧はこちら
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