SNSを中心に「主婦年金は今の時代に不公平ではないか」という議論が活発になっています。実際に世の中の人々は、この制度にどのようなモヤモヤを抱いているのでしょうか。
今回は、マイナビニュースが実施した「主婦年金の縮小に関するアンケート」の結果から、単純な制度の是非だけでなく、どこに具体的な不満が集まっているのか、そのリアルな内訳を紐解きます。
○現状維持への違和感、見直しを求める声が約4割に
現在の制度をどう感じているかを聞いたところ、「不公平な制度だと思う」(9.8%)、「できれば縮小・廃止したほうがいい」(5.6%)という明確な否定派は1割強にとどまりました。しかし、「一定の役割はあるが、見直しは必要だと思う」が26.8%にのぼり、現状の仕組みをそのまま維持することへの違和感は根強いことがわかります。
○不満の矛先は「共働きとの格差」や「守られている側」へのモヤモヤ
制度に対して感じる気持ちについて聞いたところ、「共働き世帯との不公平感がある」が20.6%と多く、「扶養される側だけが守られているようでモヤモヤする」が8.5%、「働き控えの原因になっていると思う」も8.5%となりました。単なる制度批判ではなく、自分の働き方や周囲との比較において、バランスの悪さを感じている人が少なくないようです。
不公平感の核心は「保険料負担」の有無と「負担の差」
特に不公平だと感じるポイントを詳しく聞くと、「共働き世帯や独身者との負担の差」が23.5%で最多となりました。次いで「自分で保険料を払っていないのに年金を受け取れる点」が21.2%となっており、負担の不平等さが最大の議論の的となっています。
また、「扶養内に収めるための働き控えを生みやすい点」は8.5%、「時代に合っていない」も8.5%となっており、制度が現代の就労実態と乖離している点に、制度疲労を感じている様子もうかがえます。
○立場によって異なる「不公平」の形と、制度への期待
自由回答では、制度を全否定するわけではなく「一定の役割は認めつつも、今の仕組みには納得しがたい」という、見直しを求める層の複雑な本音が透けて見えます。共働き世帯との比較だけでなく、結婚の有無や、他の制度で負担を抱える世帯の視点など、それぞれの立場から見た率直な声が届きました。
「制度の必要性に関しては理解できるが、どうしても共働き世帯や単身者と比較しての不公平感は感じてしまう」(40代 男性)
「不公平感は否めない。主婦年金という制度を続けるならひとり親で働いている人にも免除もしくは減額があってもいいと思うし、主に国民年金の夫婦にも何かしらも補助があってもいいと思う」(60代 女性)
「働いてもいないのに年金を貰う不公平さがある」(60代 男性)
「結婚して主婦年金をほしくても結婚できない人は不満だと思う」 (40代 女性)
一方で、アンケートでは「特に不公平だとは感じない」と回答した人も27.8%にのぼります。
「主婦という選択肢を用意するための支援であり、なくしてしまうと、病気などでやむを得ず主婦をやっている人は行き場を失うと思う」(30代男性)
「家事や育児で家庭を支えているから絶対必要である」(60代男性)
「老後保障において、必要だと思う」(60代男性)
このように、単純な「主婦バッシング」や「不公平論」では割り切れない、個々の家庭事情や制度が担うセーフティネットとしての役割を重視する視点も浮き彫りになりました。
○「誰が得をして誰が負担するのか」不満の正体と見直し議論の行方
今回の調査から、主婦年金の見直し論が強まっている背景には、制度そのものの是非よりも、「誰が負担し、誰が得をしているのか」が不明瞭であることへの不満があることが見えてきました。不公平感の解消には、単なる廃止や縮小ではなく、多様化する現代の働き方に合わせた納得感のある設計が求められているようです。
主婦年金に関するアンケート
調査時期:2026年4月29日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:306名
調査方法: インターネットログイン式アンケート











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