キリンビールでは5月下旬より、米国ブルックリン・ブルワリー社のクラフトビール「The Stonewall Inn IPA」(ザ・ストーンウォールインIPA)を数量限定で販売する。「Tap Marche」(タップ・マルシェ)向けの3Lペットボトルは5月25日よりECサイトで受注を開始し、350ml缶は5月26日に発売。
○ブルックリン・ブルワリーとは?
ザ・ストーンウォールインIPAは、グレープフルーツのような香りと爽やかな味わいが特徴。IPA(インディア・ペールエール)特有のホップの風味をしっかりと感じられるビアスタイル”セッションIPA”を採用している。
米国の代表的なクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリー社は1988年にニューヨークで創業した。クラフトビールのパイオニアとして知られている。
ブルックリンブルワリー・ジャパンの大谷哲司氏は、同社の歴史について次のように紹介する。「ニューヨークのブルックリンという街は、かつてはビール産業が盛んでした。しかし1920年代の禁酒法で衰退し、産業が壊滅的なダメージを負います。創業者のスティーブ・ヒンディは、そんな街をもう1度元気にしたい、という思いで同社を立ち上げました」。
ブルックリン・ブルワリーでは、早い段階で日本市場に着目していた。初めての輸出先に選んだのも日本で、これをきっかけに、現在では世界30か国以上で愛飲されている。キリンビールとは2016年に業務提携を開始し、ブルックリンブルワリー・ジャパンを設立。
ブルックリン・ブルワリーPresidentのRobin Ottaway氏は、同社のアクティビティ・ポリシーについて「CULTURE:CULTURAL CONNECTOR(カルチャーとのコラボレーション)、PEOPLE:DEFEND BEER(ビールの自由さ、多様性を守る)、BEER:AVAILABLE TO ALL(個性豊かで飲み飽きない誰もが楽しめるビール)の3つのキーワードのもと、ブランド価値を発信しています」と説明する。
「ザ・ストーンウォールインIPA」は、ストーンウォールインの公式ビールとして2017年に誕生した。LGBTQ+の歴史において象徴的な出来事であるストーンウォールの反乱(1969年6月28日)がネーミングの由来。かねてより多様性を尊重してきたブルックリン・ブルワリー社は、公式ビールの製造の依頼を快諾したという。
大谷氏は、ザ・ストーンウォールインIPAについて「当社が大切にしてきた『多様性を尊重し、ありのままの姿を受け入れる精神』を体現する地ビールです。すべての人が自分らしく楽しめるIPAというコンセプトの下、IPAでありながら、ホップの華やかな香りは保ちつつも苦味を押さえた飲みやすい味わいを実現しました。本商品を通じてクラフトビール独自のストーリーや多様な味わいをお伝えすることで、クラフトビールカテゴリーの活性化に貢献すると共に、愛にあふれる世界を広げることができれば幸いです」と説明している。











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