ドジャース移籍後も大谷とは絆を深めているトラウト。(C)Getty Images
いまだ絆は固い。
現地時間4月19日に米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したエンゼルスのマイク・トラウトは、昨シーズンまでチームメイトだった大谷翔平(ドジャース)について言及。6年間ともにプレーした偉才に対する想いを口にした。
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日本でも「トラウタニ」の異名が定着するほどの名コンビを組み、エンゼルスを牽引した。その在籍6年で大谷は2度のアメリカン・リーグMVPや本塁打王にも輝き、チームにとって欠かせない存在へと成長していった。ゆえにトラウトは「もちろん彼を戻ってこさせようと努力した」。
しかし、球界屈指のスラッガーの想いも空しく、大谷はドジャースへと移籍。
無論、投打で違いを生み出し、チーム内にも小さくない影響力をもたらしていた大谷の退団は、トラウトにとっても小さくないショックだった。
「オオタニのような男を失うということ……彼の代わりなんていないんだよ。投げるうえに、打つからね。フリーウェイシリーズで、彼と数回会って話をしたよ。僕は彼のことをうれしく思っているんだ」
もっとも、チームを去った大谷の決断に恨みのような想いはない。
「なんというか俺は、あの契約(ドジャースとの契約)に興奮したし、ショウヘイのことを思うと嬉しくなった。彼ならどこへ行っても大活躍さ」
番組のホストから「彼の打撃練習がキミの見た中で最高か?」と問われ、「あぁそうだね。あれは冗談みたいに半端じゃない」と絶賛したトラウト。エンゼルスとは違う道を歩む決意をした大谷だが、いまだに揺るぎない尊敬を集めているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]