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燕・村上 沖縄行き直訴も却下で心配される「あの影響」とはの画像はこちら >>

 近親者が新型コロナウイルスに感染した影響でキャンプ地入りが遅れていたヤクルト・高津臣吾監督(53)が3日、チームに合流した。

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 練習前の室内練習場では選手に「毎日ちょっとずつ成長して進歩していこう。

このキャンプでしっかり成果があげられるように、毎日を大事に時間を大事に過ごしていきましょう」と訓示。昨季は「絶対大丈夫」の必勝フレーズを掲げてチームを日本一にまとめ上げた指揮官は今年も最初に、選手たちに思いを伝えた。

 さらに心配されるのは主砲・村上宗隆内野手(22)の状態だ。村上はキャンプ直前に新型コロナウイルスに感染。今後の調整が心配されていた。高津監督は村上の状態に関して、宮崎県西都市での二軍キャンプに合流すると説明。

村上本人からも連絡があったことを明かした。

 「やる気満々で、体調も戻りましたという報告はもらいました。沖縄にいきたいと言ってましたが『ダメ』って言いました」と感染予防のためにも、一軍キャンプが行われている沖縄への合流を却下したという。


 日本一を達成し、満を持して迎えた2022年のキャンプを宮崎・西都の二軍キャンプで過ごすことになった影響についてはこんな声も上がる。

 「村上といえば、目だってなんぼの選手。注目度の高さを自身のモチベーションにつなげることでも知られています。

二軍キャンプといえば、記者も派遣されず、日々コメントを聞かれることもない。じっくり落ち着いて調整はできるでしょうが、果たしてその環境が村上選手にはどう影響するのか」(放送関係者)

 村上の昨季は夏季五輪にも出場、チームでは全試合に4番として出場。リーグ最年少タイとなる21歳で初の本塁打王に輝くなど飛躍の年となり、オフもテレビ番組をはしごするなど露出を高めた。自他共に認める「目立ちたがり屋」とあって、予期せぬ二軍調整でモチベーション低下につながらないかが心配されているのだ。

 とはいえ、村上にとってコロナ感染による出遅れは昨季に続き2度目となる。昨年も、宮崎県内で自主トレ中だった1月にコロナ陽性が判明。

病院に入院後、春季キャンプは本隊と別メニューで調整しながら、シーズンではチームを日本一に導いたとあって、今回のこともいい方向に結びつけるしかない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]