本塁打王争いのメインキャストになった村上をMLB公式は高く評価した(C)Getty Images

 MLB公式サイトは現地時間5月12日、今季の新人王の第1回模擬投票の結果を公表した。同サイトの専門家39人による投票で、各リーグ1~5位まで投じて1位票に5ポイント、2位票が4ポイントと以下1ポイントずつ下がりランク付け。

全ての統計データは10日時点のものを参考とした。

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 アメリカン・リーグで1位票を20票集め、文句なしのトップに立ったのがホワイトソックスの村上宗隆だ。10日時点で15本塁打、長打率.556、OPS.920、79塁打のいずれもが、今季のメジャー全ルーキーのトップに立つ。

「まさに下馬評通りの活躍を見せている。スラッガーとしての実力はもちろんだが、それだけではない。彼は選球眼も優れており、新人最多の30四球、新人4位の出塁率.364という数字に表れている」

 ここまでの活躍をそう紹介した。村上を追う2位はタイガースのケビン・マクゴニグルで1位票を14票集めた。出塁率.395、43安打、二塁打11本、三塁打2本がいずれも全ルーキー中トップに立っている。

 3位はガーディアンズのチェイス・デローターで1位票が3票だった。打率.299、17長打が新人トップで、出塁率.379、長打率.522が同2位につけている。

 そして4位がブルージェイズの岡本和真だ。1位票が1票入った。

「打席での立ち位置を変更して以降、オカモトは別人のような打者になった」と指摘。岡本はメジャーの投手の投球に適応するため、4月中旬に打席での立ち位置を捕手寄りに下げた。「そこからの21試合で打率.303、8本塁打、22打点、OPS1.049をマーク。間違いなく何かをつかんでおり、このレベルを維持できれば今後数か月でこのリストを駆け上がっても驚きはない」と高い評価を与えた。

 なおナショナル・リーグの1位はメッツの先発右腕ノーラン・マクリーン。先発ローテーション入りし、不調なチームの中でここまで8試合に先発して1勝2敗、防御率2.78の成績を残している。3月のワールド・ベースボール・クラシックの米国代表に選出され、ベネズエラとの決勝戦の先発投手にも抜てきされた。

「両リーグとも今年のルーキーたちの競争は非常に激しく、シーズン終了まで大接戦となる可能性がある」

 例年以上にハイレベルで、終盤まで目が離せない接戦になると予想した。特にア・リーグは、セ・リーグの在京ライバル球団の主砲としてしのぎを削ってきた2人が加わっての争い。チームのプレーオフの行方はもちろん、激戦の新人王争いも最後まで楽しめそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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