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 怪我の影響により、北中米ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーに選ばれなかった南野拓実(モナコ)が大会期間中、チームに帯同することが正式に決定した。5月18日、日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長がモナコとの協議により、「了承を得た」と明かしたと報じられている。

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 南野は昨年12月に左膝前十字靱帯を断裂。現在も回復途中であるため、2大会連続でのメンバー入りは果たせなかった。だが代表メンバー26名決定後、森保一監督が、選手のメンタル面などのサポートを行う役割で南野を帯同させる構想があると発言していた。

 代表でのキャリアも長く、前回カタールW杯から森保ジャパンの主力としてチームを支えてきた南野。今大会においても、ピッチに立てなくとも日本代表の重要な“戦力”になり得ると、森保監督や協会スタッフは大きな期待を寄せる。

 この異例とも言える対応に、同じくアジアからW杯に出場する韓国の現地ニュースサイト『Chosun Biz』が注目。5月19日、同メディアは、「南野が精神的支柱として日本代表に帯同…W杯優勝へ士気向上役に」と銘打ったトピックを配信した。その中では、正式に決定した南野の大会での役割について、以下の様に綴っている。

「大怪我により北中米W杯の最終メンバーから外れた南野だが、選手ではなく“メンター”として日本代表に帯同することになった。日本サッカー協会(JFA)も、彼の存在がチームにとって不可欠だと判断したためだ」

 その上で、「森保一監督も最後まで南野とともに戦うことを望んでいた。JFAは所属クラブであるモナコと継続的に協議を重ね、最終的に帯同の許可を得た」とここまでの経緯を辿り、さらに、大会中では現地で南野自身のリハビリも同時に行うという日本チームのプランにも言及。「代表チームのメディカルスタッフに加え、専属の医療チームも配置される予定。

南野は選手やスタッフと生活をともにしながら、別時間帯でリハビリトレーニングも行う」と説いている。

 日本協会による決断、南野への対応を伝える同メディアは、「ライバル国・日本は、優勝を目指し万全の体制を整えようとしている。頂点を見据えるチームは、準備への取り組み方からして他国とは異なる」などと印象を綴っている。

 実際にピッチに立つプレーヤーとは役割が違えども、やはり南野の存在は頼もしい限り。若くして国際舞台で戦ってきたその経験は、上位進出を狙う森保ジャパンに大きな力をもたらすはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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