千賀は苦しい状況が続いている(C)Getty Images

 メッツの千賀滉大は、4月下旬に腰椎の炎症で負傷者リスト(IL)入りとなって以降、現在はリハビリ登板を行うまでに回復。だが、マイナーの試合における登板では完全復調を証明する内容とはならず、メジャーマウンド復帰への道のりは険しいままだ。

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 現地時間6月3日に千賀は3Aの試合で先発し、3度目となるリハビリ登板に臨んだ。5回を投げて被安打6、3失点という数字を残しており、1、2回目の登板と同様、首脳陣の期待に応えたとは言い難い内容だったようだ。現地メディア『Sports Illustrated』は、今季の故障前やメジャー復帰を目指している現在の千賀のパフォーマンスから、厳しい評価を投げかけている。

 同メディアは4日、「コウダイ・センガの実験に終止符を打つ時が来た」と銘打ったトピックを配信。その中で、故障やパフォーマンス低下が続いている千賀に対し、「メッツは決別を検討すべきかもしれない」などと主張している。

 同メディアは、千賀の今季公式戦での成績を振り返り、「最後の登板は4月26日のロッキーズ戦(シティ・フィールド)だった。2回2/3を投げて3失点、3四球を与える大乱調で早々に降板。わずか5先発で防御率は9.00まで悪化した」と説いており、最新のリハビリ登板の結果にも難色を示し、「これはトリプルAの打者相手の数字である。メジャーリーグの打者が相手ならどうなるだろうか」などと指摘。

 また、メジャーでの戦力として難しい状況の日本人右腕について、「契約上、メッツはセンガ本人の明確な同意なしに、恒久的なマイナー降格やマイナーでの救援転向を命じることもできない」と訴えながら、同メディアは今後に向け、以下の様な見解を示している。

「もし6月20日に終了するリハビリ期間までに、センガがフォームや健康状態を改善できなければ、球団社長(野球運営部門)のデイビッド・スターンズは、元オールスターのDFA(事実上の戦力外)といった大胆な決断を迫られる可能性がある」

 今回のトピックで同メディアは、ここまでの経緯を踏まえ、「センガとの実験がまだ続いていること自体、驚きと言える」とも綴っている。果たして、千賀はふたたびメッツの一員として公式戦マウンドに登る機会を得られるのか。

苦闘が続く33歳は、試練の夏を迎えようとしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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