大谷のターゲットの一つであるCY賞の獲得には、やはりイニング数が課題になってきそうだ(C)Getty Images

 またも二刀流スターが世界を驚かせた。

 現地時間6月3日、ドジャースの大谷翔平は、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、6回2安打無失点、6奪三振、1四球と好投。

規定投球回未満ながら開幕10登板(61回)で6勝2敗、防御率0.74と圧巻の数字をたたき出し、サイ・ヤング賞獲得への期待が高まっている。

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 無論、これほどの成績と言えども受賞は簡単ではない。特にフィリーズの左腕クリストファー・サンチェスは、開幕13登板で(86回1/3)、7勝2敗、防御率1.46と好調を維持しており、4月30日のジャイアンツ戦から6月3日のパドレス戦まで、50回2/3連続無失点と驚異的な投球を見せた。

 4日、野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』でホストを務める元MLB捕手のAJ・ピアジンスキー氏は、快投を続けてきた二人のサイ・ヤング賞争いに注目。大谷に関しては、「エグい球を投げている」と評価した上で、「問題はドジャースがどれだけ彼を守るつもりなのかだ」と見解を示している。

 一方でサンチェスについては、「投球回数でリーグ最多、これが大きなポイントだ。奪三振も多く、失点していない」と分析。こうした稼働量の差は、「ショウヘイにとって唯一不利な要素だと思う」と懸念材料として挙げられており、「投票者がどう判断するのか、興味深い」と関心を寄せていた。

 登板間隔を空けながらの起用が続く大谷だが、果たして投手として最高の栄誉を掴み取れるだろうか。ライバルたちも強い存在感を放っており、今後もサイ・ヤング賞争いの行方が楽しみでならない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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