小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)第24回「変わらぬ人」が19日に放送され、源頼朝(大泉洋)の愛娘・大姫(南沙良)に悲劇が訪れる様子が描かれると、ネット上に「悲惨すぎる」「もう号泣」などの声が続出した。(※以下、ネタバレを含みます。

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【写真】巴御前(秋元才加)を訪ねる大姫(南沙良) 『鎌倉殿の13人』第24回「変わらぬ人」場面カット

 大姫は幼少期に出会ったものの死に別れてしまった許嫁の源義高(市川染五郎)のことが忘れられずにいた。大姫は父・頼朝が持ちかけてきた縁談も「私にはれっきとした許嫁がいます」と拒否するのだった。

 そんな大姫は義高の面影を忘れないために、生前の義高を知る巴御前(秋元才加)の元へ出かける。巴は大姫に対して「面影が薄らいだということは、冠者殿(義高)が前へ進めとおっしゃっているのですよ」と励ます。この言葉に感銘を受けた大姫は、頼朝の縁談を受け入れて京へ行くことを決意する。

 京へ上った大姫は、母・政子(小池栄子)と共に丹後局(鈴木京香)に謁見。
丹後局は縁談の世話をするかと思いきや、鎌倉からやってきた母娘に厳しく接する。

 直後、大姫は病に倒れて縁談は延期に。鎌倉へ戻っても容体は悪化する一方。とこに伏せる大姫は、心配する政子に「私は、私の好きに生きてもいいのですか?」とポツリ。「もちろんです」と応じる政子に、大姫は「好きに生きるということは、好きに死ぬということ?」とつぶやきつつ、静かに一筋の涙をこぼし「死ぬのはちっとも怖くないの。だって、死ねば義高殿に会えるんですもの。
楽しみで仕方ない」と力なく微笑む。そして大姫はそのまま静かに目をつむると、彼女が20歳の若さで亡くなったことを告げるナレーションが重なるのだった。

 頼朝の策謀に翻弄された大姫が短い生涯に幕を下ろすと、ネット上には「悲しすぎる」「大姫が死ぬっていう展開は悲惨すぎる」「大姫ちゃんの生涯があまりにもかわいそうすぎて辛い」などの投稿が殺到。さらに「ただただ涙」「泣くしかない」「もう号泣」「涙止まらんわ」といった反響も相次いでいた。