スタジオコロリドの長編アニメ映画第3弾『雨を告げる漂流団地』より、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」の描き下ろし主題歌「消えてしまいそうです」がドラマティックに彩る本予告映像と、新場面写真が解禁された。

【動画】ずっと真夜中でいいのに。

主題歌が彩る『雨を告げる漂流団地』本予告

 本作は、団地を舞台にした夏の終わりの冒険ファンタジー。第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞を受賞した『ペンギン・ハイウェイ』の石田祐康が監督を務める。

 声優には豪華キャストが集結。小学6年生の航祐役に田村睦心、夏芽役には瀬戸麻沙美。物語の謎に大きく関わってくる少年・のっぽを村瀬歩、航祐の遊び仲間で穏やかな性格の譲を山下大輝、同じく航祐の遊び仲間で好奇心旺盛な太志を小林由美子、裕福な家庭で育った学校のマドンナ的存在・令依菜を水瀬いのり、令依菜の親友である珠理を花澤香菜、航祐の祖父である熊谷安次を島田敏、夏芽の母の兎内里子を水樹奈々が務める。

 今回解禁されたのは、本作の主題歌と挿入歌を担当する音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」の描き下ろし主題歌「消えてしまいそうです」がドラマティックに彩る本予告映像と、新場面写真。


 本予告は、航祐と夏芽たち6人が突然不思議な現象に巻き込まれ、謎の少年・のっぽと共に団地ごと大海原を漂流するところから始まる。戸惑いながらもなんとか全員で協力し合い、やがて遠くに自分たちの住む街を見つけ安堵する子どもたち。しかし、つかの間のサバイバル体験もようやくこれで終わり…かと思いきや、気付けば周りにも団地以外のさまざまな建物が漂流しており、さらには急な嵐にも見舞われ、航祐たちのいる団地は徐々に沈み始めてしまう。

 沈みゆく団地の中で、不安に押しつぶされそうになる6人。次第にみんなの心もバラバラになっていく。果たして全員で無事元の世界へ戻ることはできるのか。
そして、漂流団地に隠された秘密、謎の少年・のっぽの正体とは。少年少女たちの“ひと夏の別れの旅”の結末は―。

 本予告で初披露された主題歌「消えてしまいそうです」は、ドラマティックな曲調が印象的な楽曲。物語の後半、少年少女たちにさまざまな困難が押し寄せる中、彼らが仲間たちと共に力を合わせ、ひと夏を通して子供から大人へと少しずつ成長していく姿をエモーショナルに彩る。

 新場面写真は、大海原を漂流する団地でこどもたちにさまざまなピンチが降りかかる様子などを切り取ったものとなっている。

 さらに今回、7月15日より第二弾ムビチケカード(原画ポストカードセット付)が発売されることも決定。
また、9月16日の映画公開に先駆けて、角川文庫&角川つばさ文庫よりノベライズ版も発売される。ノベライズ版は映画の物語を体験できるだけでなく、石田監督全面監修のもと補完したエピソードも満載。読むと、映画をより一層楽しむことができる1冊となっている。ノベライズ版は角川文庫から8月24日に、挿絵とふりがなが入った角川つばさ文庫版は9月14日に発売される。

 アニメ映画『雨を告げる漂流団地』は、9月16日よりNetflixにて全世界独占配信&全国公開。