◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―3巨人(16日・神宮)

 まだまだ、あきらめるわけにはいかない。2点を追う9回。

ヤクルト・池山監督は一塁側ベンチで声をからして選手を鼓舞したが、思いは届かず。4カード連続負け越しで最大11あった貯金は今季83試合目にして初めてゼロに。「1勝2敗で迎えていくと(貯金が)なくなっていくのは当然の結果」と悔しさを押し殺した。

 マタの150キロ超の速球、カットボールといった変化球に押し込まれて、岩田の投手内野安打のみ1安打。3回、長岡の中犠飛で先制したものの、あと一本が出ない。7回、丸山翔が笹原に勝ち越し2ランを許すと、相手救援陣も打ち崩せず今季最少の1安打。「要所要所の選球眼であったり、思い切りがまだまだ。成長段階だと思っていますので」と経験不足を指摘した。

 首位の阪神とは今季最大の4・5ゲーム差に引き離され、2位・巨人にも3・5ゲーム差。「球宴までにはプラスにしなくては」と指揮官は言葉を強めた。17日からは敵地でDeNAと3連戦、20日からは本拠地へ戻って中日3連戦と酷暑の下での戦いは続く。「まだこの位置にいますので、ここが踏ん張りどころ」と話していたのが試合前。

その言葉通り、混セ生き残りへ正念場を迎えている。

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