2023年2月5日に帝国劇場にて上演される舞台『キングダム』より、第2弾キャストが発表され、川島海荷、華優希、梅澤美波乃木坂46)、美弥るりか有澤樟太郎、梶裕貴、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズ Jr.)、神里優希、早乙女友貴元木聖也、朴ろ美、石川由依小西遼生、山口祐一郎の14名が出演することが明らかとなった。

【写真】舞台『キングダム』発表された第2弾キャストフォトギャラリー

 2006年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載がスタート、既刊65巻の累計発行部数が9000万部(2022年6月現在)を突破した、原泰久の人気コミック『キングダム』。



 時は紀元前、春秋戦国時代。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に戦災孤児の少年・信とその玉座を追われ、のちの始皇帝となる若き王・えい政。2人の少年が時代の荒波にもまれながらも、友との約束のために、そして己の夢のために史上初の中華統一を目指す姿が描かれる。

 天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年・信を演じるのは、三浦宏規高野洸。中華統一を目指す若き秦国王・えい政と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す漂の二役を、帝劇初登場となる小関裕太と牧島輝が務める。

 演出は、帝劇で『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『ダンス オブ ヴァンパイア』などを手掛ける山田和也、脚本は藤沢文翁が担当。
音楽はテレビアニメ版『キングダム』(第3シーズン、第4シーズン)のKOHTA YAMAMOTOが手掛ける。

 今回、14名の第2弾キャストが明らかに。鳥のような藁(わら)の被り物を被る山民族の末裔で、信たちと行動を共にする河了貂(かりょうてん)役に、川島海荷、華優希。山の民を圧倒的な力で率いる“山界の死王”楊端和(ようたんわ)役に、梅澤美波(乃木坂46)、美弥るりか。秦軍の将にして昌文君の腹心、えい政に忠誠を誓う壁(へき)役に、有澤樟太郎、梶裕貴。王弟(えい政の異母弟)で、えい政に対してクーデターを起こし玉座を手にする成きょう(せいきょう)役に、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズ Jr.)、神里優希。


 信やえい政の前に立ちはだかる、“人斬り長”と呼ばれる王弟派の武将で、自ら天下最強を自負する左慈(さじ)役に、早乙女友貴。楊端和の“剣”と呼ばれる山の民の戦士で、驚異的な身体能力と戦闘力を持つバジオウ役に、元木聖也。闇商人の女頭目で、幼き日のえい政を導く紫夏(しか)役に、朴璐美、石川由依。秦の文官でえい政の一番の側近・昌文君(しょうぶんくん)役に、小西遼生。そして、秦国六大将軍の一人で、別格の存在感を放ち、“怪鳥”の異名の通り謎めいた行動でえい政派と王弟派を翻弄する王騎(おうき)役を、山口祐一郎が演じる。

 今回の出演決定について、河了貂役の川島海荷は「作品と真摯に向き合い、貂と共に戦い、カンパニーの皆さんと気持ちを高め合って、新しいキングダムを魅せていきたいです」。
楊端和役の梅澤美波は「個々のキャラクターに垣間見える忠誠心や野心、誰かを守る強さや不屈の精神には、生きる時代は違えど今を生きる私たちにも通ずる心があると思います。その場で感じる気持ちを大切に、キャストの皆様と最高の作品を創って参ります」。成きょう役の鈴木大河は「少しクセのある役ですが、原作をリスペクトしながら、お客さまに愛されるよう自分なりに考えて臨みます」と、それぞれ抱負を語っている。

 舞台『キングダム』は、帝国劇場にて2023年2月5日~27日上演。

 ※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■川島海荷(河了貂役)

たくさんの方から愛されている「キングダム」が舞台化されるということで、参加させていただけることを光栄に思います。
作品と真摯に向き合い、貂と共に戦い、カンパニーの皆さんと気持ちを高め合って、新しいキングダムを魅せていきたいです。

■華優希(河了貂役)

大好きなキングダムの世界に生きられる事を心から幸せに思います。信や政を始め、共演者の皆様と共に夢を追い、河了貂として熱く生き抜きたいと思います! 精一杯務めます。宜しくお願いします!

■梅澤美波/乃木坂46(楊端和役)

このたび、楊端和役を務めさせて頂くことになりました。個々のキャラクターに垣間見える忠誠心や野心、誰かを守る強さや不屈の精神には、生きる時代は違えど今を生きる私たちにも通ずる心があると思います。

たくさんの方に愛される作品、この戦いに私も挑めるのだと思うと今からワクワクしています。
その場で感じる気持ちを大切に、キャストの皆様と最高の作品を創って参ります。ご期待ください!

■美弥るりか(楊端和役)

キングダムの世界観の中で、強さと鋭い知略と美しさを備えた魅力的な楊端和を演じられることを今から楽しみにしています。原作ファンの一人として大切に作品に向き合い、心を込めて作りあげたいと思います。

■有澤樟太郎(壁役)

壁を演じさせていただきます、有澤樟太郎です。生真面目で品があって仲間思いででもどこか頼りない、もう愛おしさしかない壁を帝国劇場で演じさせていただけることが夢のようです。しっかり役割を果たせるよう努めます。


■梶裕貴(壁役)

真面目で堅実、熱く心優しい男・壁。彼の魅力は人間力だと思っています。まだまだ発展途上でありながら、誰からも愛されるような壁を、真摯に丁寧に作り上げて参ります。帝国劇場での公演を楽しみにお待ちください!

■鈴木大河/IMPACTors(成きょう役)

元々原作が大好きで全巻読んでおり、出演のお話をいただいた時は驚きもありましたがとても光栄に思いました。

「成きょう」は少しクセのある役ですが、原作をリスペクトしながら、お客さまに愛されるよう自分なりに考えて臨みます。舞台『キングダム』を素敵なスタッフ、キャストの皆さまと創り上げ、最後まで走り抜けたいと思います。

■神里優希(成きょう役)

夢、憧れ、目標であった帝国劇場。この今の気持ちをどう言葉にすればよいか。背伸びをせず僕が今、持っている力を全身全霊をかけてこの、舞台「キングダム」に注ぎ、演じます。反逆を起こす成きょうですが、彼なりの正義を貫いてみせます。2023年2月。帝国劇場でお会いしましょう。

■早乙女友貴(左慈役)

左慈の印象は『自信』だからこそ絶対的な怖さのある人。今回生演奏ですし、舞台ならではのキングダム、生のキングダムを楽しんでもらえると思います。お楽しみに。

■元木聖也(バジオウ役)

今回舞台「キングダム」に出演する事ができて本当に嬉しいです! 「キングダム」は漫画も全巻持っていて何周も読み返しています。

戦国の時代を生きた人たちの熱を大切に、全身全霊で挑んでいくので、ぜひ目の前で広がる壮大な物語を体感していただきたいです。

■朴ろ美(紫夏役)

以前、えい政を演じたことがあり、そのえい政と関わり深い紫夏を演じられることにご縁を感じております。えい政と見上げた月を胸に、頂いた光を次の者へ繋げます。劇場にて迸る命たちを見届けてください。

■石川由依(紫夏役)

原作を拝読し、母のように厳しく温かく、そして最後の最後まで強く逞しく…そんな生き様にとても感銘を受けました。紫夏という女性の命をご来場の皆様の心に刻めるよう、頑張りたいと思います。

■小西遼生(昌文君役)

あのキングダムを舞台化という、原作の物語にも負けず劣らずの壮大な挑戦を今から楽しみにしています。争乱の時代に義を持って荒々しく力強く生きる姿を通して、皆様に日々の活力を与えられる舞台作品になればと思います。どうぞお楽しみに。

■山口祐一郎(王騎役)

中華統一を成し遂げる二人の少年と相まみえる秦国の謎めいた将軍、王騎を演じることになりました。信頼する演出家山田和也さん、未来そのもののような若人たちと帝劇の舞台から中国の大地をお見せできたら、と願っております。