俳優の水谷豊寺脇康文が共演するドラマ相棒 season21』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)。初回拡大スペシャル「ペルソナ・ノン・グラータ」(10月12日放送)の放送を目前に控えた10月9日、水谷と寺脇が「相棒コンサート‐響‐ 2022」大阪公演に特別出演し、再タッグ発表後初めて公の場での2ショットを披露した。



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 ドラマ『相棒』を、オーケストラ・バンドの生演奏と特別編集した名場面映像で楽しむ「相棒コンサート‐響‐」。ライブならではの圧倒的な迫力、臨場感で『相棒』の魅力を体感、堪能できるプレミアムコンサートとして大好評を博し、この秋、実に4年ぶりに開催が実現した。

 今回が、「相棒コンサート‐響‐」初出演となった水谷と寺脇。コンサートが進行し、ナビゲーターを務める“杉下右京”がスクリーンの中で喋り終えると、オーケストラの背後からティーカップを持ち、同じ格好をした水谷が登場。さらに、ここで“待ち合わせをしていた”という“亀山薫”こと寺脇も登場すると、客席からはこの日一番の大きな拍手が。

 杉下と亀山が見せる軽妙なやりとりに、観客も感激しきり。
あの頃と変わらない“亀山節”に、右京が「君、相変わらずですねぇ」と声をかけると、会場からは思わず笑いが。「そして相変わらずMA‐1が似合っていて安心しました」という右京に亀山も「僕が一番安心しましたよ(笑)」と笑顔を返し、右京からのあらためての「おかえりなさい」に、亀山が「ただいま帰りました」と返してガッチリ握手を交わすなど、ファンにはたまらないやりとりが披露された。

 「噂に聞いていた相棒コンサートに初めて、しかも亀山くん(寺脇)と一緒に来ることができてうれしいですね」と水谷が喜びを語ると、寺脇も生まれ育った大阪・堺への凱旋にうれしそうな表情を。会場には寺脇の母も来ていたそうで、水谷からは「お母さん、僕の“相棒”を生んでくれてありがとうございます」とお礼の言葉も。

 その後も随所で飛び出す寺脇らしさに、水谷はたまらず爆笑。「本当に変わらない、まさかこんなに変わっていないとは思いませんでしたよ」と笑い、撮影前のメイク中にも寺脇に笑わされすぎて、「撮影前に朝からスタミナ使い切っちゃうんですよ(笑)」と秘話を語った。


 司会の渡辺宜嗣からは、寺脇に「season21で亀山薫が復活すると聞いたときの気持ちは?」と質問が。すると2人から、水谷が寺脇に連絡をしたときの様子が克明に語られ、「これが僕らの運命なんだよ」という水谷からもらった言葉を明かした寺脇。その言葉に背中を押され、今回の《伝説のコンビ復活》が実現したことが明かされた。

 今作の放送に先がけ、『相棒season21』のオープニングテーマも映像と共にステージで生演奏され、作曲を手掛けた池頼広も演奏に参加。「かっこいいですね!」と感激しきりの水谷と寺脇。20年以上にわたり、『相棒』の世界観を音楽で支えてきてくれている池に、あらためて感謝を述べた。


 ラストには、満員の観客とともに写真撮影を。そして捜査一課の伊丹憲一役の川原和久、参事官の中園照生役の小野了もステージに登場。「特命係の亀山~」という、伊丹のおなじみのセリフも生で聞くことができ、観客席からは割れんばかりの拍手が起こった。

 ドラマ『相棒 season21』は、テレビ朝日系にて10月12日より毎週水曜21時放送(初回拡大スペシャル)。