『ブラック・ウィドウ』などに出演するスカーレット・ヨハンソンが、キャリアの初期にセクシー女優になるべく仕立てられたと明かした。

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 Varietyによると、スカーレットがポッドキャスト『Table for Two with Bruce Bozzi(原題)』に出演し、明かしたもの。



 「『ロスト・イン・トランスレーション』や『真珠の耳飾りの少女』に出演しましたが、当時私は18歳、19歳で、女性らしさやセクシュアリティを模索しているところでした。ある意味私は、いわゆるセクシー女優として仕立てられた気がします。欲望の対象となるような、また別の女性を演じたとき、自分がセクシー女優という位置に押し込められていると思い、ハッとしました。そこから抜け出せなかったのです」。

 「そんな状況の人に向かって、これで上手くいっていると言うのは簡単でしょう。でも、こうしたセクシーさは一瞬輝いた後、すぐに燃え尽きてしまいます。
これ以上のチャンスはありません。興味深くも奇妙な問題でした。でも、懸命に取り組み、異なるプロジェクトや素晴らしい共演者と働くことで、今の位置を獲得しました」と話した。

 スカーレットはまた、マーベルの女性戦士ブラック・ウィドウですら、『アイアンマン2』の脚本では、当初未熟で過剰に性的なキャラクターとして描かれていたとコメント。スカーレットが監督のジョン・ファヴローやマーベルスタジオ社長のケヴィン・ファイギらと協議し、ブラック・ウィドウをより先進的なキャラクターに作り変えたと明かしている。