ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムが、14日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで通算4枚目となるオリジナルアルバム『BIG LOVE』の発売記念イベントを開催した。
【写真】 “大きな愛”にあふれたアルバム『BIG LOVE』発売イベントを開催したアンジュルム
2019年発売の『輪廻転生~ ANGERME Past, Present & Future』 以来、約4年ぶりのフルアルバム とあって、会場には2公演合わせて約2000名が来場。
ミニライブではアルバム収録曲「Survive ~生きてく為に夢を見んだ」と「Sister Sister」を初披露。トークコーナーや抽選会では、 賑やかな アンジュルムらしいわちゃわちゃとしたアットホームな雰囲気に。久しぶりとなるリリースイベントに、ファンだけでなくメンバーも盛り上がった。
最新アルバムのジャケットに書かれた“愛”の字は、 書道で準五段正師範の資格を持ち、春ツアーをもってグループを卒業するリーダー竹内朱莉の直筆によるもの。イベントのトークコーナーでは、アルバムの初回生産限定盤Aについてくるブックレットの各メンバーの写真の一部が披露され、竹内はジャケットで使用されている「愛」の文字以外にも、ブックレットの写真には メンバーそれぞれをイメージした漢字一文字を書いてあると告白。 「それぞれに何という漢字が書かれているかは、初回生産限定盤Aについてくるブックレットをご覧ください!」と訪れたファンに呼びかけた。
ミニライブでは、前出の2曲を含む全6曲をパフォーマンス。アルバム曲以外に披露したのは、タイトルに愛がつく「愛・魔性」「愛されルート A or B?」「46億年LOVE」「愛すべきべき Human Life」の4曲。会場の雰囲気だけでなく、楽曲からも “大きな愛”が感じられるライブとなった。
ライブ中のMCでは、今後解禁になる声出しライブにむけ、「こういうコールをして欲しい!」という話題を展開。コロナ禍以降に加入したメンバーは、それぞれ自身の希望するコール名を告白。
イベント後に行われた囲み取材で、卒業後の進路を問われた竹内は「書道の道で頑張っていきたい。世界に向けて書道の文化をどんどん広められたらいいなって」と回答。4月15日からは竹内の書を一堂にまとめた個展が開催される。また、書道の道を極めつつ、芸能活動は続けていきたいと宣言。「オファーがあれば、なんでもやらせていただきたい。オファーお待ちしています! いっきに(仕事が)なくなるので(笑)」と、取材へ来たメディアに逆オファー。
また、野球好きの一面も持っている竹内に、現在、熱戦が繰り広げられているWBCの話題が振られる。竹内は「見てます!日本強すぎますよね。私もヒットを見ながら、ヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスをするのが楽しい」と満面の笑み。
最後に、リーダーとしてグループに残せたことを問われた竹内は、「自分が何を残せたかは分からないけど、でもやっぱり、思い出に残っていることは本当にたくさんあります」と回答。「スマイレージの時は、囲み取材をさせていただいても人が集まらなかった。今でも覚えているのは、メンバーが6人いたのに3人しか記者の方がいなかったこと。だからこそ、今、こんなにたくさんの方に取材をしていただけて、本当に嬉しい。でも、そういったドン底の時代があったからこそ、今の活力というか、勢いのあるパフォーマンスができていると思います」と振り返った。
アンジュルム通算4枚目アルバムは『BIG LOVE』は3月22日発売。竹内朱莉の書道初個展「煌々舞踊」は4月15日から23日まで、東京・明治神宮外苑 聖徳記念絵画館グランドフロアにて開催。