◆第93回日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・2400メートル)1週前追い切り=5月20日、栗東トレセン

 第93回日本ダービー・G1(31日、東京)の1週前追い切りが20日、東西トレセンで行われ、皐月賞馬ロブチェンが栗東・CWコースで順調ぶりをアピールした。

 落ち着き払っていた。

ロブチェンはハッコウイチウ(4歳1勝クラス)を4馬身半追走する形でスタート。道中は程よい気合乗りで進んでいき、直線に向いてギアを上げると手応えで併走馬を圧倒した。時計は7ハロン96秒0(6ハロン80秒0)―11秒2。余力を残しつつ2馬身のリードを保ってゴール板を駆け抜けた。

 2週連続で手綱を執った松山は「最後もしっかりやれば時計も詰められそうだったし、反応も良かった」と明るい表情。先週は坂路で55秒0―12秒7と軽めの調整をこなし、前走同様に1週前からCWコースに入れて負荷を強めた。「今週は長めからしっかりやりたかった。コースが違うので比較できないけど、坂路よりCWコースの方がいい動きをしますね」と予定通りの調整にうなずいた。

 1分56秒5のレースレコードで逃げ切ったクラシック1冠目。2400メートルは未知の領域だが「距離は皐月賞の感じだと大丈夫そうですね」と主戦が言えば、「前回はあの競馬で脚がたまっていた。周りの馬に左右されることなく自分の走りに集中できるので、崩れるイメージはあまりない」と杉山晴調教師は力を込める。両者とも信頼は揺るがない。

このひと追いで状態をもう一段階上げ、決戦の地へと乗り込む。(山本 理貴)

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