◆第93回日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月20日、美浦トレセン

 過去10年の勝ち馬のうち6頭がG1ウィナーとなった共同通信杯の勝ち馬リアライズシリウス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)が、競馬の祭典へ向けて、陣営も絶賛する動きで仕上がりの良さをアピールした。

 自身の時計を大きく短縮する究極の仕上げだ。

3馬身ほど先行したフォルラニーニ(5歳2勝クラス)に直線で馬体を並べる。津村明秀騎手の仕掛けにグッと反応すると、力強く伸びて半馬身ほど先着し、6ハロン79秒7―11秒2の好タイムをマークした。デビューから全戦でコンビを組む鞍上は「思った以上に時計が出ていましたね。動きは申し分なく、気も入ってきて、馬も競馬が近づいていることが分かってきた感じです」と大一番へ向けてスイッチが入ってきたと手応え。手塚久調教師も「動きは申し分ないし、(レースが)今週でもいいくらい。体もスッキリしているし、皐月賞よりも戦闘モードに入っている」と皐月賞2着からの世代頂点へ。万全の態勢が整っている。(浅子 祐貴)

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