Snow Manの目黒蓮が10日、都内にて開催された第31回橋田賞授賞式に登壇。ドラマ『silent』(フジテレビ)での経験を振り返り「がんばってきてよかった」とかみしめた。



【写真】「本当に毎日いっぱいいっぱいだった」と『silent』撮影を振り返るSnow Man・目黒蓮

 橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。2021年4月に他界した脚本家・橋田壽賀子さんが設立した橋田文化財団が主催している。

 今回の授賞式には目黒のほか、橋田賞に選出された小池栄子長澤まさみ、橋田賞新人賞に選出された伊藤沙莉、脚本家の生方美久、橋田賞特別賞に選出された草笛光子、加山雄三、野村昭子賞に選出されたいまむらいづみらが出席した。

 目黒はドラマ『silent』にて、聴覚障害者という高い表現力を求められる難しい役を演じきり、その繊細な演技で多くの視聴者を魅了。また、『舞いあがれ!』(NHK)では、パイロットを目指して仲間たちと切磋琢磨しながら成長する青年の役を好演した。

 目黒は「この度はこのような名誉ある賞を頂けて本当にうれしく思います」と喜び。
「初めて出演させていただいた朝ドラ『舞いあがれ!』という作品では、本当にたくさんの初めての経験をさせていただきました」と口にした。

 『silent』に関しては「みなさんの心を動かすことができた作品だったなと思います。そして僕自身も心を動かされたそのうちの1人で、あの世界の中で佐倉想という役を演じることができて本当に光栄だったなと思います」としみじみ。続けて「手話という言語を使った役だったのですが、せりふを覚えるだけではなくて、自分の手話・相手の手話を全部覚えたりとか、本当に毎日いっぱいいっぱいだった」と撮影を振り返り「そうやって作り上げた作品で『感動したよ』とか『影響されてます』とか、そして今日のようにこうやって賞を頂けて、本当にがんばってきてよかったなと思います。今日もまたひとつ人生の経験を増やすことができて本当にうれしいです」とかみしめた。

 最後にMCからYouTube配信を見ているファンへのメッセージを求められると、目黒は笑顔になり「最後まで見てね~!」と手を振りながらメッセージを送っていた。


第31回橋田賞受賞一覧は以下の通り。

■橋田賞
・『silent』(フジテレビ)
・『プレバト!!』(毎日放送
・小池栄子
・長澤まさみ

■橋田賞新人賞
・目黒蓮
・伊藤沙莉
・生方美久

■橋田賞特別賞
・草笛光子
・加山雄三

■野村昭子賞
・いまむらいづみ