木村拓哉が主演を務める月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第10話が12日に放送され、新人刑事・中込(染谷将太)が認知症の母・ふき(余貴美子)と向き合う姿が描かれると、ネット上には「お母さんの笑顔に救われた」「優しくて泣ける」といった声が集まった。(※以下、ネタバレを含みます。

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【写真】竹下景子が認知症を患う被害者・仁谷清香を演じた 『風間公親ー教場0ー』第10話場面カット

 風間(木村)と中込は、変死体が発見された現場に臨場。死亡したのは、1年ほど前から認知症を患っていた仁谷清香(竹下景子)。発見したのは22歳年下の夫・継秀(岡田義徳)だった。

 被害者が認知症だったことから、中込は捜査をしながら継秀に自身の境遇を重ねる。そんな中、中込はふきが徘徊していることを知り、大慌てで行方を追う。その後、中込は繁華街の広場でふきを発見。
彼女は通りかかる人に「息子はどこですか?」と聞いて回っている。中込はそんな母親にいら立ちながらも強引に連れて帰る。

 清香の死が、夫・継秀の犯行であるという確証を得た風間と中込は、改めて継秀のもとへ向かう。継秀の前で、彼の犯行であることを裏付ける根拠を説明する中込。風間はそんな中込に対して、母・ふきとの関係や幼少期に誘拐事件に巻き込まれた際のトラウマなどをすべて吐き出させる。

 無事に事件も解決した第10話の終盤、帰宅した中込はふきや妻の明子(大西礼芳)と食卓を囲む。
ふきは正面に座る中込に対して「息子はどこですか?」とポツリ。これに中込は落ち着いた様子で「俺はもう帰ったよ」と答え、ふきの手を優しく握ると「母さん、ここにいるよ」と語りかける。するとふきは目を丸くして「いたのね!」と応じ、一転して笑顔になると「良かった」とつぶやくのだった。

 中込と母・ふきのやりとりに、ネット上には「中込くんがお母さんと向き合えたのは本当に良かった」「中込くんには幸せになって欲しい」「お母さんの笑顔に救われた」などのコメントが相次ぎ、さらに「お母さんにかけた言葉、優しくて泣ける」「今回大号泣」「中込の成長ぶりに涙止まらん」といった投稿も多数寄せられていた。