将棋の第84期名人戦七番勝負第4局でタイトルを防衛した藤井聡太名人=竜王、王位、棋聖、棋王、王将=が17日、大阪・高槻市の高槻城公園芸術文化劇場での対局後に会見に臨み、来期の永世名人位獲得に向け「名人に定跡なし」の言葉にふさわしい棋士になるとの意気込みを示した。

 会見場で花束を贈られてはにかんだ名人。

シリーズ4勝0敗で棋戦4連覇を達成した棋戦を振り返り「シリーズ通して序盤から力戦になって、一手一手考えるのが自分にとっても新鮮でありました」と振り返り、挑戦者の糸谷哲郎九段の指し手と、自身の構想を立てることを楽しめたと振り返った。

 本棋戦通算5期の「(二十世)永世名人」の称号獲得に「あと1期」と迫った。「重みのある称号。来期それを目指す形ができました。『名人に定跡なし』の言葉もありますが、自分は全くそういう域でないと正直感じたところもある。より少しでも今より強くなって来期、臨めたらと思います」と連覇を見据えた。

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