第87回オークス・G1は5月24日、東京競馬場の芝2400メートルで行われる。

 スターアニス(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父ドレフォン)は桜花賞を快勝して牝馬クラシックのタイトルを獲得。

いつも通りのスタートを決めると、道中は折り合いよく運び、抜群の手応えで迎えた直線は追い出しを待つ余裕さえあった。阪神ジュベナイルフィリーズの1馬身1/4差から2馬身半差とライバルとの差を広げ、自身の走破時計を1秒1も短縮。女王という称号にふさわしい牝馬1冠目のパフォーマンスだった。

 母のエピセアロームは桜花賞15着、オークス16着。牝馬クラシックでは結果を残せなかったが、娘はすでに桜花賞で母を超えた。その母は1200メートルの重賞を2勝と、短距離で能力を開花させただけに血統的に距離延長はポイントとなるが、1984年のグレード制導入以降、桜花賞馬のオークス成績は37戦11勝、2着8回で連対率は5割を超える。過去の傾向からも中心は揺るがない。

 ラフターラインズ(牝3歳、美浦・小笠倫弘厩舎、父アルアイン)は、オークストライアルのフローラステークスを制してのG1初挑戦となる。2走前のきさらぎ賞(3着)では牡馬を相手にラスト600メートル最速の32秒8をマークしてタイム差なし3着。前走でも最速タイの32秒8で差し切った。牝馬らしい切れ味が最大の武器。直線が長い東京コースで桜の女王に真っ向勝負を挑む。

 アランカール(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)は阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞ともに5着。スターアニスとの差も0秒5差から0秒6差に広がってしまったが、この馬の最大の魅力は母シンハライトが16年のオークス馬であること。コンビを組む武豊は同レースを3勝しており、東京2400メートルで逆転を狙う。

 ドリームコア(牝3歳、美浦・萩原清厩舎、父キズナ)は新馬、1勝クラス、クイーンカップと全3勝が東京。舞台替わりは歓迎なうえ、母ノームコアが2000メートルの香港Cを勝った実績からも距離が延びることに不安はない。

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