◆春季高校野球関東大会▽2回戦 専大松戸11―4花咲徳栄=7回コールド=(17日・千葉県野球場)

 好投手を続々と輩出する専大松戸。その系譜にまた一人、楽しみな剛腕が出現した。

背番号18ながらMAX148キロの2年生右腕・畠山真大が、花咲徳栄戦に先発。6回途中を5安打4失点も、最速146キロを計測するなど、大器の片りんを示した。

 「とにかく、思いっきり腕を振ることを意識してやりました。まだまだな部分もあるんですけど、真っすぐを強く投げられたのは良かった」

 カーブやスプリットも操りながら、5回まではソロ被弾の1失点と好投。だが6回に3失点し、マウンドを降りた。「スピードはガンでは出ていますが、球質やフィールディング、投球術など、自分としてはまだまだ全然だと思っています」と反省も忘れなかった。

 入学後は右肘の故障もあったが、完治した後にチューブやメディシンボールを用いてトレーニングを積んだ結果、球速アップに成功。だが、チームが4強入りした今春のセンバツでは、ベンチ入りも出番はなかった。

 「出たいな、悔しいなと思っていたんですけど、それはホテルに置いておいて。試合に行ったら応援するだけ。応援に徹しました」

 専大松戸のいいところに「高校野球は厳しいイメージがあったんですけど、上下関係もいい意味でなくて、全然何でも言えちゃうので、すごい楽しいです」と話す。風通しのよい環境で、成長を遂げている。

 「最後の夏は155キロぐらい投げて、常時150キロで試合を作れるようになりたい」と夢を描く畠山。名伯楽・持丸修一監督のもとで地に足をつけ、着実に牙を研いでいく。(加藤 弘士)

 ◆畠山 真大(はたけやま・まひろ)2009年12月8日、千葉市生まれ。16歳。小1から千葉ラディアンツで野球を始め、中学は千葉市シニアでプレー。専大松戸では1年秋から背番号20でベンチ入り。182センチ、65キロ。右投右打。

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