◆春季高校野球関東大会▽2回戦 山梨学院10x―3水城=7回コールド=(17日・千葉県野球場)

 山梨学院(山梨1位)が水城(茨城2位)に7回コールドで大勝し、初戦を突破した。試合後、吉田洸二監督(57)は今春のセンバツで左手首を骨折し、この日はスタンドで応援したプロ注目の投打二刀流・菰田陽生(3年)について言及した。

 元々は6月1日にブルペン投球を再開する予定だったが、5月13日に前倒し。いきなり143キロを計測した。吉田監督は「お医者さんの話では、回復力が他の生徒さんとは違うみたいで、2週間早まりました。そこら辺はモノが違うのかな。骨のくっつきが早いんですよ」と笑顔で言った。

 「骨がくっつくのを早めるために、カルシウムのサプリとか飲んでいたらね…」 なんと194センチから195・3センチに「背まで伸びちゃった」。“けがの功名”だが、指揮官は「今、ベッドも全てギリギリなんで、本人はもう伸びたくなかったみたいですよ」と笑った。

 今後は投球練習を継続するとともに、6月中旬からは打撃練習を再開する方向性だという。

 「本当はきょう、(投手では)試合で使えたんですけど、もし強いピッチャーゴロが飛んだとき、夏に出られなくなる可能性もある。今回は我慢したということです。投打の軸なので。夏の大爆発に備えて」と吉田監督。

ラストサマーには、元気な菰田の姿が見られそうだ。(加藤 弘士)

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