バスケットボール 女子国際強化試合 日本代表76 ー 69ラトビア代表(17日、神奈川・横浜BUNTAI)

 世界ランク10位の日本は同35位のラトビアと対戦し、76―69と辛勝した。WNBAからドラフト指名を受けた田中こころ(ENEOS)は3本の3ポイント(P)シュートを含む両チーム最多の15得点と躍動。

21年東京五輪銀メダルの林咲希(富士通)は4本の3Pを沈めて14得点をマークした。

 2試合連続で先発した舘山萌菜(もな、日立ハイテク)は7得点、チーム最多8アシストをマークした。キャリア豊富な高田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(アイシン)、林、成長著しい20歳の田中とともにスターティングファイブに名を連ねた。連日存在感を示した23歳は「運動量やリバウンドを意識して入った。チームとしてもリバウンドの意識が強くあったので、苦しいときもリバウンドの意識だけは持っていた。結果が出てきてうれしい」と胸を張った。

 第4クオーター(Q)残り7分48秒。ディフェンスリバウンドを拾うと、主将の宮沢夕貴(富士通)が3Pシュートを決めて59―59の同点に追いつくなど、強化しているディフェンス面から流れを作った。「自分の役割はディフェンスと、しっかりペースを上げることだと思った。前を走ることと、リバウンドはできた」とうなずいた。攻撃面でも第3Q開始15秒でライトウィングから3Pを決めるなど7点をマーク。「自分の中で積極的に絶対、打ってやると思っていた。

自分がボールを持ったタイミングで、しっかり打ち切れて、結果的に入ったのがすごい良かった」と笑みを浮かべた。

 札幌山の手高時代まではセンターを務めていた。白鴎大進学後から現在のスモールフォワードへとポジションを変更。「ディフェンスの練習はすごくした。そこからはディフェンスをしっかりやるようになった」と4年間の経験が、代表でも活躍できるディフェンス力へと身を結んだと話した。

 9月にはW杯(ドイツ)を控える日本代表。これから代表争いは熾烈になるが、「(代表が)決まってるわけではない。逆に言えば、まだ入れる可能性もある」と前向きに捉えている。選出に向けて3Pシュートをカギに挙げた。「田中選手や町田(瑠唯)選手だったりはマークされてくると思う。そうなった時に自分でもしっかりゴールにアタックできたり、周りの選手との合わせの中でも、自分の得点や周りを生かすプレーができるように」。今季Wリーグフューチャー(2部)ではルーキー・オブ・ザ・イヤーとベストファイブに輝いた背番号19が、大舞台への切符を目指す。

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