松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)第30回「新たなる覇者」が6日に放送され、クライマックスシーンで北川景子扮するお市が黒装束姿で戦う意思を見せると、ネット上には「かっこいい」「惚れる」「和製オスカル」といった声が集まった。

【写真】凛々しい黒装束姿のお市(北川景子) 『どうする家康』第30回「新たなる覇者」場面カット

 無事、浜松へ戻った家康(松本)。

一方、秀吉(ムロツヨシ)は織田家の跡継ぎを決める清須会議で、信長の孫・三法師を立てつつ、織田家の実権を握ろうとしていた。そんな秀吉の動きを苦々しく見ていたお市は信長の家臣・柴田勝家(吉原光夫)と結婚する。

 秀吉と勝家の対立が深まる中、天下取りを狙う家康は、旧武田領を手中に収めるため、織田家の混乱に介入せずに関東の雄・北条氏政(駿河太郎)との一戦に臨むことになる。

 その後、秀吉と勝家の対立は戦へと発展。勝家の妻・お市は総大将として秀吉との戦いに挑む。秀吉と勝家は近江・賤ヶ岳で激突するが、秀吉の策略により裏切り者が続出したことから、柴田勢は総崩れとなってしまう。


 第30回の終盤で勝家は、お市とその娘たちを生き延びさせるために秀吉の元へ行くよう提案。しかし、お市は娘たちだけを秀吉の元へ行かせ、自らは最期まで戦うと譲らない。お市は「私は誇り高き織田家の娘じゃ」と言うと「男のように乱世を駆け巡るのが我が夢であった。最後にほんの少し、そのまね事ができた」と語り「この戦の総大将はこの市であると心得ておる!」と言い放つのだった。

 黒装束に刀を差し、男顔負けの勇ましさで戦う意思を示すお市の姿が描かれると、ネット上には「凛としてかっこいい」「惚れるわぁ~」「お市様がかっよくて美しすぎる…」などのコメントや「勇ましくて凛々しくて、宝塚のよう」「和製オスカル?美しいわ!」といった反響が相次いでいた。