池井戸潤原作、中村倫也主演のドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の第5話が今夜17日に放送される。

【写真】町おこしドラマで監督を務める彩(川口春奈) 『ハヤブサ消防団』第5話場面カット

 本作は『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『七つの会議』『民王』『アキラとあきら』『シャイロックの子供たち』など、数々のヒット作を世に送り出してきたベストセラー作家・池井戸潤の最新作を実写化したミステリーサスペンス。

ミステリ作家・三馬太郎(中村)を主人公に、山間の集落で巻き起こる連続放火騒動や住民の不審死事件と、その背後でうごめく巨大な陰謀を描いていく。

■第5話あらすじ

 映像ディレクター・立木彩(川口春奈)と一夜をともにした直後、編集者・中山田洋(山本耕史)からの連絡で、彼女が新興宗教の元信者だと知らされた太郎は、大きな衝撃を受ける。というのも、彩が入信していた“アビゲイル騎士団”は数年前、教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こし、世間を震撼させた教団だったのだ。

 教祖と幹部は逮捕されたものの、何も語らず動機もうやむやなまま死刑が確定。教団は自主的に解散したが、一部の元信者はいまでも教義を信じているというウワサもある。彩はその教団の広報として、PRビデオを制作していたらしい。


 太郎が戸惑いを消化しきれない中、町おこしドラマの撮影がスタート。監督を務める彩のもと、消防団メンバーもエキストラとして参加。太郎も現場の手伝いに加わるが、気まずくて彩と目を合わせることができない。太郎のぎこちない態度は彼女にも伝わり、彩から「私たちってどういう関係ですか?」と聞かれた太郎はすぐに返答することができない。そして、そんな町おこしドラマの撮影現場を、真鍋明光(古川雄大)が冷たい目で眺めている。

 まもなく太郎を心配した中山田が東京からハヤブサに駆けつけてきた。
中山田は彩が連続放火に関わっているのではないかと思いもよらぬ疑惑を口にする。

 木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。