若い頃からハリウッドで活躍してきたスカーレット・ヨハンソンが、20代だった2000年代初頭を振り返り、若い女優の外見に対し何を言っても許される「本当にひどい時代」だったと語った。

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 10歳になる前に子役として活動を始め、17歳の時に、ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)でブレイクしたスカーレット。

米番組『CBS Sunday Morning』で「私はエンターテイメント業界で育ちましたが、当時は今と時代が違った。私が20代だった2000年代初めは、女性の容姿に対して何を言っても許される本当にひどい時代でした。本当に大変でした」と振り返った。

 役柄に関しても、「型にはめられ、同じような役ばかりオファーされた。愛人役や脇役、セクシーな女性とか、そんな役ばかり。当時は、そういったステレオタイプの役どころがはびこっていました」とコメント。若い女性を「エンパワーするような役どころ」は今よりずっと少なかったという。

 彼女の場合は、ハリウッドと距離を置き、ブロードウェイに挑戦することで、そうした環境から抜け出すことができたと言う。「時間をかけて学びましたが、理解するのは難しい」「一度仕事を始めると、仕事をする度にこれが最後かもしれないと思い、仕事の機会があれば、例えやりがいを感じなくともとにかく引き受けなければダメだと思ってしまう。俳優は皆同じ気持ちだと思う。競争が激しいし、一度注目を浴びると維持したくなるものです。若い俳優だけでなく、俳優なら誰でもそう。
本能的なものだと思います」と語った。

 スカーレットは2022年に出演したポッドキャスト『Table for Two with Bruce Bozzi(原題)』でも、キャリアの初期にセクシーな役どころばかりをオファーされた経験を告白。「『ロスト・イン・トランスレーション』や『真珠の耳飾りの少女』に出演しましたが、当時私は18歳、19歳で、女性らしさやセクシュアリティを模索しているところでした。ある意味私は、いわゆるセクシー女優として仕立てられた気がします。欲望の対象となるような、また別の女性を演じたとき、自分がセクシー女優という位置に押し込められていると思い、ハッとしました。そこから抜け出せなかったのです」と当時の苦悩を明かしていた。

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