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本作は、戦国乱世にあって“人は殺すよりも使え”と唱え、生涯50数度の合戦で一度も負けを知らなかった戦の天才・黒田官兵衛。信長、秀吉、家康の三英傑に重用されながらも、あり余る才能ゆえに警戒され、秀吉には自分の次の天下人とまで恐れられた黒田と、乱世の終焉を壮大に描いた本格戦国時代劇。
黒田官兵衛を演じる岡田は「言葉は悪いかもしれませんが、大河というものを使わせていただいて思いっきり遊ぶというような現場で、チームができあがっている」と撮影の感想を述べた。
取材会の前、岡田とともに祝言のシーンの収録を終えた黒田官兵衛の正室・光役の中谷は「岡田さんの静かなたたずまいが官兵衛そのもの。凛々しく素敵なお殿様でございます」、官兵衛が仕える小寺政職役の片岡も「まさしく官兵衛は岡田さんしかいない」と岡田を絶賛。官兵衛の父・黒田職隆役の柴田は「初めて岡田くんのセリフを聞いたとき、僕の台詞回しに似てると思いました。これだったらあまり考えずに親子がすんなりできるなと、これからがとても楽しみです」と今後の撮影に期待を寄せた。
大河出演が決まった直後から、「地方ロケに行くと、頑張ってねとおばちゃんにすごく触られる(笑)」と、岡田は作品の大きさを実感していることを明かし「一年間通して同じ人物を演じられることもないですし、視聴者の方に育てていただける番組は他にはないので、プレッシャーもありますがそれをいい方向に変えていけたら」と。中谷も「自分の人生の中でも貴重な一年間になるのではないかなと思います。またその一年間が、視聴者の皆様にとっても心安らぐ穏やかなひと時になれば」と作品に対する思いを新たにしていた。
NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』は、2014年1月放送。