タレントのタモリが日本全国を街歩きする人気番組『ブラタモリ』(NHK総合/毎週土曜19時30分)が、初となる海外進出を果たし、イタリアのローマとフランスのパリを訪れることがわかった。「ローマ編」と「パリ編」がそれぞれ2回ずつ、1月から2月にかけて放映される。


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 街歩きの達人とされるタモリが、ブラブラと歩きながら、街の歴史や人々の暮らしに迫る『ブラタモリ』。海外でも、いつもと変わらず“ブラタモリ”的な視点から、日本人観光客にも人気の2大都市誕生の秘密に迫る。

 1月12日放送の「#122 ローマ ~“ローマは1日にしてならず”とは?~」では、2000年前に行われたという「驚異の町づくり」に迫る。タモリは人生初のローマで、「コロッセオ」「フォロ・ロマーノ」「アッピア街道」とおなじみの観光名所を満喫。2000年前の古代ローマ人の土木技術に驚いたり、今も人が暮らす築2000年の建物の内部に特別に潜入する。

 続く1月19日放送の「#123 水の街・ローマ ~ローマは水なしにしてならず!?~」では、映画『ローマの休日』で知られる「スペイン広場」や「水道橋」を巡りつつ、2000年間にわたりローマの人々の生活に欠かせなかった水の痕跡をたどる。


 2月9日放送の「#126 パリ ~パリはなぜ華の都になったのか?~」では、なぜパリが人でにぎわう“華の都”になったのか調べるため、「ノートルダム大聖堂」があるシテ島を訪ねる。大規模な町の改造の痕跡だという奇妙な段差を町の中で見つけたり、あるホテルの地下に入って「謎の都市」に遭遇したりと、パリの意外な姿を明らかにしていく。

 そして2月16日放送の「#127 パリの美 ~パリはなぜ華の都になったのか?~」では、パリの「美」に焦点を当て、タモリが「コンコルド広場」「オペラ座」「凱旋門」「モンマルトルの丘」を巡りつつ、「美」と「地質」の意外な関係をひもといていく。

 『ブラタモリ』は、NHK総合にて毎週土曜19時30分放送。
<ローマ編>
「#122 ローマ ~“ローマは1日にしてならず”とは?~」は1月12日放送。
「#123 水の街・ローマ ~ローマは水なしにしてならず!?~」は1月19日放送。

<パリ編>
「#126 パリ ~パリはなぜ華の都になったのか?~」は2月9日放送。
「#127 パリの美 ~パリはなぜ華の都になったのか?~」は2月16日放送。