世界28ヵ国で初登場1位を飾った俳優ジェラルド・バトラー主演映画『グリーンランドー地球最後の2日間ー』。同作で、ジェラルド演じる主人公の妻を演じているのが、『デッドプール』シリーズでの“デップーの彼女”ヴァネッサ役で知られる女優モリーナ・バッカリン。
【写真】『グリーンランド』息子を守る強い母を演じるモリーナ・バッカリン
本作は、突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、徹底したリアリティーと最新VFX映像で描くディザスターアクション。主演を映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ、『ハンターキラー 潜航せよ』のジェラルド・バトラーがプロデューサー兼任で務め、これまで演じてきたタフなヒーローではなく、どこにでもいるごく普通の父親ジョンを熱演する。メガホンをとるのは、『エンド・オブ・ステイツ』のリック・ローマン・ウォー監督。
本作でジョンの妻アリソンを演じたモリーナは、1979年ブラジル生まれ。母親はブラジルの女優であり、7歳で家族と共にアメリカに移住した。
そんなモリーナが本作では一転、絶望的な状況の中、息子ネイサンを守り抜く気丈な母親アリソン役を体当たりで演じ、新たな魅力を発揮している。モリーナについて、ウォー監督は「彼女は説得力のある演技をするからね。ジェラルドと一緒の部屋に案内した時点で、大当たりだと実感したよ。2人の息はピッタリで、2人とも並外れた才能の持ち主だし、この物語の中に流れる深い愛情関係と心情と一緒に、彼らの旅路、行動、そして物語の視野をしっかりと表現してくれると思ったんだ。
バトラーも「モリーナをキャストに迎えられて僕はとてもうれしかった。彼女は驚くべき才能の持ち主なんだ。物語の中では、子どもと引き離されてしまうという、かなり激しい状況を見事に演じてくれている」と絶賛している。
プライベートでも2人の小さな子どもがいるモリーナは、今回の役柄について「辛かったわ。だけど、自分をそのままぶち込めるのは良かったと思う。
映画『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日より全国公開。