俳優のジェラルド・バトラーが主演を務める映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』より、「この映画のように地球に隕石(いんせき)が落ちてきたら」を専門家が超真面目に検証・解説する特別映像が解禁された。

【動画】日本スペースガード協会が徹底解説! いまそこにある現実の隕石の脅威『グリーンランド―地球最後の2日間―』緊急特番

 本作は、突如現れた彗星(すいせい)による世界崩壊までの48時間を、徹底したリアリティーと最新VFX映像で描き、世界28ヵ国で初登場No.1を記録したリアルディザスタ ーアクション。



 特別映像では、地球に衝突するかもしれない天体の発見・監視をしている日本スペースガード協会の三輪田真常務理事が「映画で最初に落下するスタジアム級の隕石が実際に落ちてきたら数百㎞にわたって大きな被害が出る可能性がある」と語る。そして、地球に過去、実際に隕石が落ちてきた事例として、ツングースカ大爆発(1908年ロシア)を挙げ、「東京都の面積ぐらいの被害が出た」と指摘。本作が誇大表現ではなく、現実に起こり得るリアリティーを追求したディザスター映画であることを実感させる。

 劇中では恐竜を絶滅させたのと同程度の大きさの隕石が48時間後に落ちてくることが判明。ジェラルド・バトラー演じる普通の父親とその家族が生き残るためにシェルターを目指し奮闘するが、三輪田氏は「恐竜を絶滅させた隕石は直径10㎞。そのとき地球はどうなっていたか」「隕石の接近がわかったとき、人類はどうしたらいいのか」と、現実世界で主人公らと同じ状況に陥ったときの対処法も伝授。
「現在、人類の存続を脅かすような天体はあるのか」「実際に隕石が来るときに備えておくべきこと」など核心をついた問いにも答えている。

 映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』は、6月4日より全国公開。