「不敬罪」に問われ、2015年に高射機関銃で公開処刑されたと伝えられていた北朝鮮の元人民武力部長(国防相)の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)氏が、最近になって北朝鮮メディアに再び登場し、その背景に関心が集まっている。

粛清・処刑された幹部の写真や映像記録をメディア上から徹底的に消去してきた北朝鮮の長年の慣行に照らせば、処刑から11年も経過した人物の姿が堂々と放送されるのは極めて異例だ。

背景について、処刑の事実を確認させまいとする狙いや、国際社会に広がった「残虐な国家」というイメージを和らげる意図があるとの見方も出ている。

23日に北朝鮮の国営放送・朝鮮中央テレビが放映した記録映画『偉大な領将を戴いて』には、玄氏が金正恩総書記による朝鮮人民軍の訓練視察に随行する様子が収められていた。映像の中で玄氏は、金総書記とともに笑顔を見せ、明るい表情を浮かべている。

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