◆第6回関東新聞販売上信越大会 ▽決勝 松本ボーイズ4-1前橋桜ボーイズ(5月17日・長野県営野球場)
準決勝2試合と決勝が行われ、松本ボーイズが初優勝を飾った。準決勝で同じ長野県支部の千曲に逆転勝ちすると、決勝では先発した堀内和真(3年)が6回途中まで3安打無失点に抑える好投。
ベテラン指揮官の予感が、暗雲を振り払った。決勝の6回1死二塁。5回まで被安打2の無失点だった先発・堀内和が二塁打を許すと、松野光之監督(55)が動いた。「球数も決まっている。投手も数いない」と板花の救援を即決。「怖かった」と振り返った背番号23の右腕だが、打者2人を中飛、遊ゴロに抑えてリリーフに成功した。
7回も死球と一ゴロで打者4人との対戦を終えると、清水慶太主将(3年)に後を託した。4投手継投での逃げ切り勝ちに貢献した板花は「緊張してがちがちだったが、ちゃんと投げ切れた」と笑顔。打撃賞にも輝いた中堅手、岡庭桜次郎(3年)も「コントロールがいい。シフト敷いてバックアップできた」と仲間をたたえた。
関東ボーイズ大会4戦全勝でファイナル進出したチームは岡庭、清水、捕手の中村蓮、堀内和の4選手が軸。なかでも指揮官が「出来すぎ」と認めたのが、堀内和。以前はマウンドで泣くほどメンタルが弱かったが、この日は好投に加え、決勝打を含む3安打。大会MVPの活躍で成長を見せた。
「この大会は通過点。全国が目標」と清水主将。6月13日開幕の長野県支部選手権予選へ向け、松本ナインは余韻に浸ることなく、走り続ける。
[前橋桜]初の決勝進出は、7回に1点を返して追い上げを見せたが、準優勝。瀧澤正人監督(56)は「攻撃がかみ合わなかった」と冷静に振り返った。指揮官は、2試合無安打に終わった1番の河野粋(3年)を今夏のキーマンとして奮起に期待。栗原瑛主将(3年)は「夏は優勝したいです」と雪辱を誓った。
◆表彰選手
▽最優秀選手賞 堀内和真(松本)
▽敢闘賞 岡龍弥(前橋桜)
▽打撃賞 岡庭桜次郎(松本)










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