同ドラマは、切なくも濃密な大人のサスペンス×ラブストーリー。
主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代の“ある事件”が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの“謎”に立ち向かう一方で、真樹との“運命的な愛”に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。
「東京地検」特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木)が汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま命を落として以来、母の故郷・長野に移り住み、姓を替えて息を潜めるように生きてきた奏。
第1話では、孤独に生きてきた奏の運命を大きく変えることになった「国立信濃大学」法学部に通う大学2年の夏の出来事が描かれる。初めてできた友だちと大自然の中で謳歌した青春、仲間には内緒でのめり込んだ真樹との初恋。しかし、そんなまばゆい青春の日々は“ある事件”を機に、あっさりと終わりを告げることになる。
突然姿を消した真樹、永遠を誓った友だちとの別れから12年――。劇的な再会を果たした奏と真樹は、封印していたはずの大学時代の事件と再び向き合うことになる。しかもその事件は、奏の父の死とも繋がっていて……!?
<第1話あらすじ>
「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原)は、被疑者の取り調べに向かいながら、「東京地検」特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木)が亡くなった中学3年生の頃に思いを馳せていた。
期末試験に臨む奏の隣に座った野木真樹(亀梨)は、驚く奏をよそに、いきなり馴れ馴れしく接してきた。その後も、真樹は何かと奏に絡んできて、自分の友人・森知美(宮澤)、梅田祐希(矢本)、及川カオリ(田中)を紹介する。そんな真樹のおかげで、心を閉ざして生きてきた奏に初めて仲間ができた。「私たち、友だちでいようね。
そして、これまで孤独に生きてきた奏と、父・野木浩一郎(仲村)との折り合いが悪く、心から人を好きになったことのない真樹は次第に惹かれ合い、仲間には秘密の恋が始まる。カオリが真樹に惹かれていることに気付きながらも、あえて目をそらし、初めての恋に溺れていく奏。
そんなある日、想像もしていなかった事件が奏たちに襲いかかる。この事件を境に、永遠を誓ったはずの友情も、彼らの青春時代も突然終わりを告げることに。
壮大なスケールと映像美で描き出す“運命的な愛”といくつもの“謎”。20年の時をかけた、切なくも濃密なサスペンス×ラブストーリーが幕を開ける――!