データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下、SAS)は、SAS® AI Navigator( https://www.sas.com/ja_jp/software/ai-navigator.html
)の提供開始を発表しました。多くの組織は、AI導入を急ぐあまりその使用状況を把握しきれず、生産性向上への期待から、十分な安全対策を講じないまま検証が不十分であるAIに過度に依存する傾向にあります。
SASのAI倫理・ガバナンス・社会貢献担当バイスプレジデントであるレジー・タウンゼント(Reggie Townsend)は、次のように述べています。「AIガバナンス( https://www.sas.com/en_us/insights/analytics/ai-governance.html
)は単なるコンプライアンス対策と捉えられがちですが、実は成長の原動力となるものです。AIガバナンスは、組織を危険にさらすシャドウAIへの懸念を払拭した上で構造化され、透明性が確保された安全な環境の中で、AIの限界を押し広げることを可能にします」
重大な局面で、AIガバナンスの画期的なソリューションが登場
SASとIDCが実施したAIの信頼性( https://www.sas.com/ja_jp/gc/data-and-ai-impact-report.html
)に関する調査によると、AIエージェントと大規模言語モデル(LLM)の使用は、信頼できるAIへの投資を上回るペースで増えています。一方で、Gartnerは、2030年には40%以上の企業で、不正なシャドウAIに関連するセキュリティインシデントやコンプライアンスインシデントが発生することになると予測しています。
このような激動の最中、SAS AI NavigatorはSoftware-as-a-Service(SaaS)ソリューションとして、2026年第3四半期にMicrosoft Azure Marketplaceにおいて提供開始を予定しています。本サービスを利用することで、ビジネスに影響が及ぼすAIユースケースをインベントリ化し、管理することができます。ガバナンスの範囲は、ユースケースを支えるモデルやエージェント、さらにはそれらに適用されるポリシーにまで及びます。たとえば、チャットボットを使って顧客とやり取りしている企業では、ClaudeやMicrosoft Copilotといった、基盤となるエージェントやモデルを管理できるだけでなく、規制要件を遵守するためのポリシーを適用することも可能です。
AIの構築方法を変える必要はありません。SAS AI Navigatorでは、LLM、AIエージェント、オープンソースモデル、SASモデルなど、組織がすでに利用しているあらゆるモデルやツールを総合的に把握することができます。
50年にわたり培ってきた責任あるイノベーション( https://www.sas.com/ja_jp/company-information/innovation/responsible-innovation.html
)の伝統を基盤に構築
SAS AI Navigatorは、すでに高い評価を得ているAIガバナンスポートフォリオを拡充するものです。SASは、50年にわたって、変革をもたらすテクノロジーを責任ある方法で導入していただけるよう、お客様を支援してきました。その専門知識は、業界アナリストからも高く評価されています。Chartis Researchは先ごろ、SASを「Chartis RiskTech Quadrant® for AI Governance Solutions」のカテゴリーリーダーに選出しました。選出理由として、SAS® Viya®( https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html
)プラットフォームの「従来の機械学習、モデルリスク管理、説明可能性、バイアス検出、プライバシー保護、エンドツーエンドのモニタリングの対象範囲を広範なエンタープライズAI環境にまで広げる、卓越したガバナンス機能」を挙げています。
Chartis社のガバナンス、レジリエンス、コンプライアンス担当リサーチディレクターであるマイケル・ヴェルサーチ(Michael Versace)氏は、次のように述べています。「SASは、これらの機能と、規制産業についての深い専門知識を組み合わせることで、既存顧客や見込み顧客に対し、AIが成長戦略になり得ることを示せる立場にあります」
AIガバナンスとは何か
AIガバナンスとは、組織がイノベーションを加速させ、リスクを管理し、AIの信頼性を確保するために行う取り組みのことです。AIの監視体制を整え、コンプライアンスを確保し、組織内で一貫した運用とインフラストラクチャを構築するための包括的な戦略を指します。まずは人間のニーズを中心とした組織文化を築くところから始め、次に、透明性、積極的な規制遵守、一貫性のある構造的な監視体制のための堅牢な運用ツールを用いて規模を拡大していきます。
強固なAIガバナンスは、顧客、規制機関、社内ステークホルダー(取締役会や従業員など)の信頼を高めます。
タウンゼントはこう指摘します。「AIガバナンスプログラムにとっての最大のリスクは規制ではなく、複雑すぎて誰も使いこなすことのできないツールです。SAS AI Navigatorは、責任あるAIへの道を自然に歩みたくなるよう設計されています」
SASはAIガバナンスをどのようにサポートするのか
SASは数十年にわたりガバナンスに取り組んできた経験を基に、すべてのSASソフトウェア、およびガバナンス、リスク、コンプライアンスの全領域を網羅する包括的な製品ポートフォリオに組み込まれた機能を用いて、AIガバナンスをサポートします。ユーザーは、モデルリスク管理、モデルの解釈可能性、バイアスの検出と緩和、データマスキングといった機能を実行できます。
SAS AI Navigatorは、SASの新規/既存のお客様に向けたスタンドアロン型のSaaSソリューションです。拡大を続けるSASのAIガバナンス( https://www.sas.com/ja_jp/solutions/ai/governance.html
)ポートフォリオに追加されたばかりの最新のサービスであり、組織のAI成熟度に合わせてご利用いただけます。
SAS AI Navigatorのプライベートプレビューへの参加をご希望のお客様は、こちら( https://www.sas.com/ja_jp/software/ai-navigator.html#form
)からお申し込みいただけます。
*2026年4月28日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2026/april/ai-navigator.html
)の抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
SASについて
SASはデータとAIのリーディング・カンパニーです。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。