大穴が来てしまった。
木曜日の夕方５時半から「しろくまカフェ」というアニメがダークホースすぎてひっくり返りましたよ。
だって、木曜平日の夕方でしょ？ 動物のたくさん出てくるアニメでしょ？
つまり子供向けってことでしょ？
……なんて思ってたら、なにこのシュールなアニメ。
そもそも世界観が説明がなく、不可思議すぎるんですよ。
ヒガアロハのマンガ「しろくまカフェ」のアニメ化なんですが、町内にいるのは普通の人間なんです。そこまでは普通の光景です。
ところが、この世界町内に動物もいっぱいいて、普通にしゃべるんですよ。
まあいい。
よくあるよね。アンパンマンもそうだしね。
けれどデフォルメなしのリアル動物が、当然のように町を歩いている光景はなんとも珍妙。
またアニメがうまいんだ。
当たり前のように人間と会話もし、お仕事もします。しろくまカフェの店長さんはシロクマさんですし。
よろしい。まだ、百歩譲ってまだわかる。そういう世界観なんだなとわかる。
でもね。これは分からない。
なんでこの世界に動物園があるのか。
それおかしいよね！？ 町中にいっぱいいるよね？！
主人公のパンダ（←これが名前）がまたすごいキャラで、筋金入りのニートなんですよ。
その設定よくやったなあと思いますが、まあほら、パンダって愛らしいじゃん？ 最初のうちは「許せるよねー」なんて思うわけですよ。
違う、全然違う。
親に厳しく言われてバイト探しをするとき、週二日勤務希望です、とか、この仕事ってなんですか？ とか、殴られるレベルのニート。
実際「しろくまカフェ」で面接した時もあっさり不合格になります。そりゃそうだ。
これを動物の愛らしい動きでやると、許せ……ないですよねー。すごい勢いで画面に突っ込みたくなります。
そしてパンダが就いた「週二日」のバイトが、動物園のパンダの仕事。
……ん？ おかしくね？
電車で動物園に通って、パンダの檻に入って、パンダの仕事をします。
パンダは、動物園で、パンダとしてパンダの仕事をします。
何を言ってるかわからないと思いますがぼくにもさっぱりわかりません。
一応言っておきますが、他の動物は普通に働いています。パン屋とか。
そんな彼らが集うのがシロクマの経営する「しろくまカフェ」。
圧倒的に人間の女性のお客さんが多いお洒落なカフェですが、常連のペンギンをはじめパンダらが来ても全く何も変わりません。
おかしい……動物園ではあんなに見られて大騒ぎだったのに、なんで町中やカフェだと普通なんだ。異空間すぎる。
動物たちも作中では「人」と呼ばれており、普通の扱いを受けています。
この変な空気感だけでも見る価値アリ。
加えて、スローテンポで、ギャグにギャグを重ねていく天どんネタな作りが、すこぶるうまい。動物がネタを重ねてくる事自体がこんなに面白いとは悔しい。人間でも面白いのが、動物で倍増するなんて……悔しい！
そこにきっちりと丁寧に、動物らしい動きをリアルに描いているからこその面白さ。しゃべりがのったりして聞き取りやすから、ギャグの効果てきめんなんですよ。
どちらかと言うとニートの描写や、動物と人間の異空間など、大人向けな作品だと思います。
自費で喫茶店にいく余裕のある人向け、とでも言いましょうか。ある程度成長していて、仕事経験があって、喫茶店でお金払ってちょっと世間から離れた一時を過ごせるくらいの人。
人生の悲哀と楽しみ方を知っている人なら、現実の尖った笑いが、動物というオブラートに包まれることでニヤニヤ笑えます。テンポもほんとゆったりで、喫茶店にいる感覚。
でもこれ、何にもしらない子供……例えば「ニート」という単語を知らない子供でも、きっと楽しめるはず。だって動物の特徴的な動き見ているだけで面白んだもの。個人的にはラマとペンギンの動きがオススメ。あとコアラの指。
オタク的な突っ込みをすると、声優さんが無駄に豪華というのもポイント。
シロクマが「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のゆきあつ役の櫻井孝宏、ニートパンダが「コードギアス」のルルーシュ役の福山潤、ペンギン役が「さよなら絶望先生」の糸色望役の神谷浩史、ラマが「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹役の小野大輔、パンダママが「遊☆戯☆王」の城之内克也役の森川智之、などなど。
わからない人はそのまま見るといいと思いますが、声優に詳しい人がみたら「なんでそんな無駄遣いを！」という面々なのです。
何を言いたいかと言いますと。
アニメ通から、子供まで本気で楽しめるアニメできちゃってびっくりだよ！ってことです。
家族一緒に楽しむもよし。普通なら仕事の時間ですから、録画して家に帰ってきて見るもよし。
いやあ……全然事前告知もされてなかっただけに、こりゃ大穴。
人間の女の子キャラ、笹野さんもかわいいのでそれを目当てに見るもよし！
ぼくはそれ目当てに見始めました！ かわいいよ！ でもシロクマさんマジダンディで惚れます。
（たまごまご）
木曜日の夕方５時半から「しろくまカフェ」というアニメがダークホースすぎてひっくり返りましたよ。
だって、木曜平日の夕方でしょ？ 動物のたくさん出てくるアニメでしょ？
つまり子供向けってことでしょ？
……なんて思ってたら、なにこのシュールなアニメ。
そもそも世界観が説明がなく、不可思議すぎるんですよ。
ヒガアロハのマンガ「しろくまカフェ」のアニメ化なんですが、町内にいるのは普通の人間なんです。そこまでは普通の光景です。
ところが、この世界町内に動物もいっぱいいて、普通にしゃべるんですよ。
まあいい。
ここまでならまだ分かる。分かるよ。
よくあるよね。アンパンマンもそうだしね。
けれどデフォルメなしのリアル動物が、当然のように町を歩いている光景はなんとも珍妙。
またアニメがうまいんだ。
めちゃくちゃ動物の研究して、動物らしい動きしているんですよ。
当たり前のように人間と会話もし、お仕事もします。しろくまカフェの店長さんはシロクマさんですし。
よろしい。まだ、百歩譲ってまだわかる。そういう世界観なんだなとわかる。
でもね。これは分からない。
なんでこの世界に動物園があるのか。
それおかしいよね！？ 町中にいっぱいいるよね？！
主人公のパンダ（←これが名前）がまたすごいキャラで、筋金入りのニートなんですよ。
その設定よくやったなあと思いますが、まあほら、パンダって愛らしいじゃん？ 最初のうちは「許せるよねー」なんて思うわけですよ。
違う、全然違う。
すごいうっとうしい。
親に厳しく言われてバイト探しをするとき、週二日勤務希望です、とか、この仕事ってなんですか？ とか、殴られるレベルのニート。
実際「しろくまカフェ」で面接した時もあっさり不合格になります。そりゃそうだ。
これを動物の愛らしい動きでやると、許せ……ないですよねー。すごい勢いで画面に突っ込みたくなります。
そしてパンダが就いた「週二日」のバイトが、動物園のパンダの仕事。
……ん？ おかしくね？
電車で動物園に通って、パンダの檻に入って、パンダの仕事をします。
パンダは、動物園で、パンダとしてパンダの仕事をします。
何を言ってるかわからないと思いますがぼくにもさっぱりわかりません。
一応言っておきますが、他の動物は普通に働いています。パン屋とか。
そんな彼らが集うのがシロクマの経営する「しろくまカフェ」。
圧倒的に人間の女性のお客さんが多いお洒落なカフェですが、常連のペンギンをはじめパンダらが来ても全く何も変わりません。
おかしい……動物園ではあんなに見られて大騒ぎだったのに、なんで町中やカフェだと普通なんだ。異空間すぎる。
動物たちも作中では「人」と呼ばれており、普通の扱いを受けています。
この変な空気感だけでも見る価値アリ。
加えて、スローテンポで、ギャグにギャグを重ねていく天どんネタな作りが、すこぶるうまい。動物がネタを重ねてくる事自体がこんなに面白いとは悔しい。人間でも面白いのが、動物で倍増するなんて……悔しい！
そこにきっちりと丁寧に、動物らしい動きをリアルに描いているからこその面白さ。しゃべりがのったりして聞き取りやすから、ギャグの効果てきめんなんですよ。
どちらかと言うとニートの描写や、動物と人間の異空間など、大人向けな作品だと思います。
自費で喫茶店にいく余裕のある人向け、とでも言いましょうか。ある程度成長していて、仕事経験があって、喫茶店でお金払ってちょっと世間から離れた一時を過ごせるくらいの人。
人生の悲哀と楽しみ方を知っている人なら、現実の尖った笑いが、動物というオブラートに包まれることでニヤニヤ笑えます。テンポもほんとゆったりで、喫茶店にいる感覚。
でもこれ、何にもしらない子供……例えば「ニート」という単語を知らない子供でも、きっと楽しめるはず。だって動物の特徴的な動き見ているだけで面白んだもの。個人的にはラマとペンギンの動きがオススメ。あとコアラの指。
オタク的な突っ込みをすると、声優さんが無駄に豪華というのもポイント。
シロクマが「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のゆきあつ役の櫻井孝宏、ニートパンダが「コードギアス」のルルーシュ役の福山潤、ペンギン役が「さよなら絶望先生」の糸色望役の神谷浩史、ラマが「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹役の小野大輔、パンダママが「遊☆戯☆王」の城之内克也役の森川智之、などなど。
わからない人はそのまま見るといいと思いますが、声優に詳しい人がみたら「なんでそんな無駄遣いを！」という面々なのです。
何を言いたいかと言いますと。
アニメ通から、子供まで本気で楽しめるアニメできちゃってびっくりだよ！ってことです。
家族一緒に楽しむもよし。普通なら仕事の時間ですから、録画して家に帰ってきて見るもよし。
いやあ……全然事前告知もされてなかっただけに、こりゃ大穴。
人間の女の子キャラ、笹野さんもかわいいのでそれを目当てに見るもよし！
ぼくはそれ目当てに見始めました！ かわいいよ！ でもシロクマさんマジダンディで惚れます。
（たまごまご）
