料理の基本のひとつは量ること。そこで、以前は「9種類の量を一本で量れるスプーン」を紹介したが、今回は「量り」。
どんな量りかというと、なんとスパゲティなどの乾麺をこぼさないで量れるという。さて、そのアイテムの名は……。

それはデジタルスケール『パカット』(ドリテック)。名前の通り開閉式の計量皿が特徴で、皿のくぼみにパスタを載せることで転がってこぼれることがないというわけ。とてもシンプルなアイデアだが、量りづらいパスタをこんなに簡単に量れるというのは素晴らしい! ほかに、計量皿からはみ出す大きさの封筒なども(表示部を隠さずに計量できる)量りやすい。

ところでパスタ計量だが、こぼれない程度に計量できるリミットはどのくらいなのか。

「約200グラムとなっております」(ドリテック)
では開閉式の計量皿でパスタ以外の食材で量りやすいものはあるか。
「パスタ以外では、そばやうどんなどの乾麺をはかるのに便利です。もちろん計量皿を閉じてご飯やパンの計量もできます」
基本的にはケーキ作り・パン作りなどの計量に使われることが多いキッチンスケールだが、ダイエットや健康管理を目的に主食の量をはかるのに使われることも増えてきているそうだ。

でも台所で使うとなると心配なのが水濡れ。デジタルスケールなので水は大敵だ。誤って濡らしてしまった場合の対処方法は?
「誤って濡らしてしまった場合は、よく乾かしてから動作確認してください。
正常に動作しない場合はサポートセンターにご相談を(修理は有料となる場合があります)」

基本的になるべくシンクの側に置くのは避けたほうがいいだろう。正確に量って料理することは大事で、やっぱりふつう目分量より信頼性は高い。茹でたてのパスタを含む麺類が好きな方(筆者もその一人)、スケールを活用しておいしく料理してみよう!
(羽石竜示)