ギャルメイク…それは若さの特権。(←表現が古くさい?) 実は、『ギャルメイクをしてみたかったのに、やらないまま年月が経ってしまった』という人は多い。
そんなあなたのためにアドバイスを聞いてきた。

協力してくださったのは『総合学園ヒューマンアカデミー横浜校』 モードスタイリングカレッジ、学生の塙萌恵さんと森井奈々さん。初めてのギャルメイクに挑戦するのは、日本大学藝術学部の内田彩菜さん&とまいちゃん。

――彩菜さん、今のお気持ちは?
「初めてなので、ドキドキしまーす!」
――とまいちゃんも、ドキドキする?
「ワクワクするー」

ん?
なんとなくミョーなやりとりがあったところで、メイクスタート。

■どの順番でメイクをする?
基本的には、顔の上から順番にメイクをしていくとのこと。
奈々さん「眉、目、頬、唇…といった順番です。
何かを食べるとメイクが落ちてしまうので、口は一番最後にします」

目を、より一層キリッとした雰囲気にさせたい場合は、両目の外側に向かってラインを上げて描くようにすると良いとのこと。

アレンジが効くという点では、髪は長い方が有利。
萌恵さん「服によって髪型を変えることができますし、巻いたり、ストレートにしたりと、印象を変えやすいです。

■アイメイクがポイント
一重の人と二重の人の場合では、ギャルメイクをした時の印象に差が出るという。
萌恵さん「一重の方の場合は、『いかにもギャル』というイメージになりますが、二重の場合は、ちょっと優しい雰囲気になる傾向があります」

――二重の人で、つよめのギャルにしたい場合はどうすれば?
萌恵さん「目を濃くして、下のつけまつ毛もつけて、リップの色を赤くします」

また、目の強さを引き出すためのアドバイスとして、下のシャドウを強めにしたい場合は、ペンシルのラインでボカしながら、上のシャドウを入れると濃くなるとのこと。
口紅の色は、ピンクの方がチークの色と合わせやすく、赤いリップであっても輪郭をくっきりとらず、ぼかして塗るのが流行しているそうだ。


■ギャルメイクにしたくても、やらなかったワケ
彩菜さんもとまいちゃんも、高校時代はギャルメイクがしたくてたまらなかったという。では、ギャルに変身すればいいじゃないかと思うところだが、なぜしなかったのだろうか。そのへんの事情を聞いてみた。

・彩菜さんの場合
「ギャルが多かった高校だったから、高1の時に仲良くなったコが、どんどんギャルになっていったんです。当時は顔が黒い人がギャルっていう流行だったから、みんな日サロとかに通ってたし、髪が傷んでいるのを見て自分はやめておこうと思ったんです」
ちなみに、彩菜さんの夢はお笑い芸人になること。落語も勉強中。
マージャンと旅行が大好き。爆笑問題のファンということもあり、いつかは『タイタン』に入るのが夢。芸人になったら、ギャルメイクは、コントの時でしかやらなくなりそうだ。
――もしも、もっともっと派手になってもいいとしたら、どういう感じになりたい?
「レディー・ガガみたいになりたいです!」

・とまいちゃんの場合
「小学生の時に『GALS!』という漫画にハマり、それからずっとギャルに憧れていました。実は、高校の時は、親から『ギャルになれ』って応援されてたんです(笑)。付けまつげもウィッグも自由な学校だったこともあって、『若いんだし、高校の時ぐらい、ギャルになってみたら』って」
――珍しい!!
「だから、ギャルが着るような服も買ったし、ギャルメイクもしようとしたんです。
でも、ギャルにはなりきれなかった…」
――他の友達は?
「まわりも、ギャルになりきれないコが多かったですね。自由な学校なのに、なぜかギャルがいなくて、だからこそ私は学校で浮きたかったんです。でも、根っこが真面目なのか、ギャルになれないまま卒業し、ギャルになれないまま大学生活が過ぎていき、気がつけば就職活動が始まろうとしています。今日は、いわば、ギャルメイクをする、最後のチャンスなんです!!」

まさかギャルメイクをしなかった理由を、ここまでアツく語ってくれるとは思わなかった。
しかし、単に真面目だったからギャルメイクをしなかったという理由だけでなく、そもそも『ギャルメイクが似合う顔か、そうでないか』という問題も、のしかかっていたようだ。

「髪を明るくしたらギャルになれるか…っていうと、そうじゃないんです。
私は顔が“薄い”んですけど、ある程度は顔が派手じゃないと、ギャルになれないんです」

女性誌には薄化粧、ポイントメイクの青文字系、コンサバ綺麗めメイクの赤文字系、がっつり盛り盛りのギャル系があるが、とまいちゃんは青文字系しか似合ったことがないという。

「私、高校の頃に青文字系の雜誌に載ったことがあるほどなんです」

出ている女性ファッション雑誌をほぼすべて読んでいるというとまいちゃん。青文字系だけでなく、赤文字系やギャル系も似合うようになりたいというのだ。

――ギャルメイクが完成したら、人からなんと言われたい?
「『若いね!』って言われたいです!いつも年上に見られちゃうんで…」


■ギャルメイクの完成!写真を撮ろう!
1時間後…

完成したギャルメイクを見て、二人から共通して出てきた言葉は
「おお~~!なんだか、私じゃないみたい!」
であった。

ところで、『ギャルの写真はパッチリの目が命!』…ということで、撮影を担当した今井健太さんにギャルっぽい写真を撮る時のコツを伺うと…
「息を大きく吸って、吐いて、吸って吸って…2回吸ったところで息を止めて目を大きく開けると、より大きく見えます」

必死で目を見開く2人であった。
リアルなギャルは『まつ毛が重要』なので、いつも自然に目を見開こうとする傾向があるそうだ。

こうして、ギャルメイク体験は全て終了。お疲れ様でした。

ちなみに…今回、メイクを担当してくれた塙萌恵さんの夢は盛り師になること。憧れはモデルとしても活躍されている佐野麻衣子さん。森井奈々さんの夢は、雜誌、テレビ、ブライダル等、ヘアメイクの最前線で働くこと。憧れの人は、TAKAKOさんだそうだ。

そして、最後の最後に、ずっと気になっていたことを聞いてみた。
――お二人も昔はギャルでした?
萌恵さん&奈々さん「ヒミツでーす」
と言いながら、ギャルのポーズをとっていました。
(エキサイトニュース コネタ編集部)


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『総合学園ヒューマンアカデミー 横浜校』学園祭開催。
【日時】2013年12月21日(土曜日)  受付10::00~ (16:30終了予定)
【費用】無料(会場へ直接お越し下さい)
【場所】みなとみらい線 馬車道駅構内
【お問い合わせ】0120-491-458 (総合学園ヒューマンアカデミー 横浜校)