昨年末の大掃除で、不要な物はないか、自宅のあらゆる箇所をチェックしたんです。しまう物はしまって、処分する物は処分して……。
その際、自分で自分にビックリしました。同じ歯ブラシを一年近く使っていたかもしれない……。ちょっ、マジ、本気でばっちい。今までの歯磨き、逆効果になってなかっただろうか? 歯医者、行きたくないんですけど。歯を削る時の、あの“チュイーン”って音が怖いんですけど……。

そんなこんなで嫌々リサーチしていたら、局地的に話題になっている歯科を発見しました。銀座にて診療を行う「井出デンタルクリニック」の、“むやみに削らない治療”が評判を呼んでいるみたいなんです。
……ちょっくら、話を聞きに行きましょうか!

「虫歯・歯周病の原因として“歯の汚れ”が挙げられることは、もう多くの人に知れ渡っています。それは細菌学的な、『炎症』の問題。ところがもう一つ原因があって、それは『力』の問題なんです。力とは、“噛み締め”や“食いしばり”や“歯ぎしり”等です」(井出先生)
いきなり衝撃的。ここから、話はグングン興味深い方向へと突き進んでいきます!

井出先生 「セロトニン」という脳内物質はご存じですか? その研究の第一人者である有田秀穂先生にお会いしたら、いきなり言うんですよ。「歯科って、怖いことやってるよねぇ?」って。
――怖いこと?
井出先生 「口の中に出るのは、全て“結果”ですよね。“原因”をいじくらないで“結果”ばかりいじくり回す歯科っていうのは、僕は物凄い危険だと思ってる」って。僕は「仰るとおりです」と(笑)。