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ムーニーのリアル過ぎる育児CMに賛否「ワンオペ育児を美化してる」「リアルなCMがあってもいい」

ムーニーのリアル過ぎる育児CMに賛否「ワンオペ育児を美化してる」「リアルなCMがあってもいい」
ユニ・チャーム「ムーニー」サイトよりキャプチャ。

ユニ・チャームのベビー用品ブランド「ムーニー」が公式サイトで公開している、「子育てのリアルを描く」動画がSNSなどネット上で物議を醸している。「ワンオペ育児」を美化しているとの指摘まで受けているのだが果たしてその内容とは。

「ワンオペ育児」美化のトラウマを思い出させるCM


動画は「トイレの神様」などを歌った植村花菜の楽曲「moms don't cry」がバックに流れながら進行。まずは病室で生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしている母親のカットからスタート。「子育てって長いトンネルみたい」と歌も始まり、歌詞と動画が連動していく。




その後、子育てに苦労する母親のシーンが次々に映し出される。赤ちゃんが泣き叫ぶ理由がわからず困惑する母親、夜中に赤ちゃんが泣き叫び目が覚めてしまう母親。抱っこをしているシーンでは「ずっと抱っこのきみ 肩や腰が悲鳴を上げる」という歌のあとに、母親が深くため息。

「私の時間は全部きみの時間」「保湿もごはんもさっとしなきゃ」と赤ちゃんに全ての行動を制限される様子も描かれ、「きみはかわいいのになんだかイライラしてしまって」という本音も歌われる。そしてついに母親は赤ちゃんをあやしながら涙を流してしまう。だが最後には笑顔を浮かべ、何かを決意したような表情で歩き出し、母親と赤ちゃんが顔を合わせて寝ているシーンで動画は終了。

この動画で問題になっているのは、母親が1人で育児をして父親がほとんど登場しない点。1人で悩んで苦労する母親の姿を見た視聴者からは「乳児期の息子のワンオペ時代をフラッシュバックしてうっかり吐きそうになった」「奥底にしまってたトラウマの箱をどかーんと開けられて呼吸が苦しい」と批判的な声がネット上に投稿されている。

また動画の最後には「その時間が、いつか宝物になる。」というテロップが表示されていて、これがワンオペ育児の苦労を美化しているとの指摘も。「いつか宝物になる、なんてキレイ事で終わらせないでよ」「安易に感動物語でまとめられて欲しくない」といった反論も寄せられている。

病児保育などを運営するNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんは「感動ムービーのつもりで作っているのだろうが、ワンオペ育児賛美にしか見えない。おむつ会社なら、『母親は1人で頑張るべきだし、それが美しい』という社会的抑圧と戦うべきだ」とツイートしている。




だが一方で、ムーニーは「子育てのリアルを描く」と謳っている点からこのCMは何もおかしいところはないとの意見もあり、「確かにこれはリアル」「これでムーニーを叩くのはないな。これをおかしいと思うのならそんな世の中がおかしい! って方向にぜひ声をあげて欲しい」「このくらい育児の現実をリアルに描写するCMがあってもいいと個人的には思う」と擁護の声も上がっている。

ムーニー公式サイトでは動画で映されたリアル育児への対処法が?


ムーニーの公式サイトでは「妊娠・育児・出産“初めて”体験談」というページがあり、そこでは育児に関する様々なデータや体験談が載せられている。夜泣きへの対処、父親との役割分担、生活のリズムについて、自分時間の過ごし方といった、育児に役立つ情報が掲載。体験談には母親たちからのリアルな声と対処法が綴られている。

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