『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』福原愛との卓球対決の歴史を振り返る
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2018年1月2日に放送される『夢対決2018 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャル』(テレビ朝日系)。その名物企画の一つといえば、福原愛との卓球対決です。
初対決は2005年。対戦成績は9戦7勝1敗1分で、福原側に軍配が上がっています。もちろん、福原一人がとんねるずと対戦してきたわけではありません。これまでにさまざまなスペシャルゲストを招へいし、とんねるずチーム・福原チームに分かれて、熾烈な闘いを繰り広げてきたわけですが、今回は1月2日夜の放送を前に、その熱戦の歴史を振り返っていきたいと思います。


2005年 とんねるずが青森山田高校へ来訪!


初対決の舞台は、福原の母校・青森山田高校。多くの在校生が見守る中、当時16歳の福原は元プロボクサーの竹原慎二とペアを組み、とんねるずと対戦。とんねるずは、ラバー面が通常の1/5サイズしかないラケットを使用させたり、コートの大きさを変えたりと、福原へさまざまなハンデを背負わせます。が、結局この初対決は、2勝1敗で福原ペアが制したのでした。


2008年 内藤大助・森本稀哲・吉田沙保里がチーム内藤を結成


当時ボクシングWBC世界フライ級王者を獲得し、ノリにノッていた内藤大助。「中学時代は卓球部だった」という彼を中心とした、森本稀哲・吉田沙保里の3人で「チーム内藤」を結成。とんねるずに挑みます。当初は解説をつとめていた福原でしたが、チーム内藤が劣勢になると、第2ゲームからは内藤陣営の助っ人として参加。獅子奮迅の活躍を見せ、とんねるずを下しました。


2010年 福原愛と杉山愛で「ダブル世界の愛」!


この年の卓球対決は、いつもと少し趣が異なります。途中までは、テニスの聖地・有明コロシアムで、とんねるずvs松岡修造&杉山愛ペアのテニス対決を実施。
もちろん、テニス素人のとんねるずが元トッププロ2人に敵うはずもなく、劣勢を強いられることに。が、「テニスの決着を卓球で付けようじゃないか!」ということで卓球台がテニスコートに持ち込まれ、ついでに福原も登場し、杉山愛と共に「ダブル世界の愛」を結成。福原は当然として、杉山も「弘法筆を選ばず」の言葉通り、巧みなラケット捌きで応戦してみせます。そこでとんねるずは、福原に取っ手付きの鍋、杉山にフライパンをラケット代わりに持たせましたが、それでも、敵いませんでした。


2013年 福原愛・石川佳純・吉田沙保里・太田雄貴のロンドン五輪チーム


前年行われたロンドンオリンピックの日本選手団から、レスリングの吉田沙保里、フェンシングの太田雄貴、ボクシングの清水聡が参戦。団体銀メダリストとなった福原も、同じく団体銀に輝いた石川佳純と共に、ロンドンオリンピックメダリストチームとして登場しました。
メダリストとはいえ、福原・石川以外は卓球初心者。そのためにメダリストチームは苦戦を強いられ、第3ゲーム終了時点1‐2。とんねるずチームに軍配が上がります。ここでメダリストチームから「泣きのもう1ゲーム」が入り、そこでとんねるずが敗れたために、2‐2の引き分けに終わりました。


2017年 リオオリンピック女子団体銅メダリスト3人娘が登場


福原・石川佳純・伊藤美誠からなる「リオオリンピック女子団体銅メダリスト3人娘」が登場。とんねるず側の助っ人には、リオ男子団体銀メダリストの水谷隼・吉村真晴が推参。これまでで最強の助っ人を擁したとんねるずは、第2ゲーム終わって1-1の引き分け。
運命の第3ゲーム。ここで毎度おなじみ、フライパンやちびラケット、穴あきラケットを女子チームに持たせて、とんねるずチームが優勢を保ち、そのまま勝利。2005年から実に12年越しの初勝利を飾ることとなったのでした。

2018年は、“ママ”として初めて卓球対決に参戦する福原愛。初登場時が16歳の高校生だったことを考えると歴史を感じさせるというものです。リオ五輪以降、試合から遠ざかっている福原が、果たしてどんな戦いを繰り広げてくれるのか注目が集まります。
(こじへい)
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