
(→前回までの「オジスタグラム」)

最終夜。
特殊回ですが、一生懸命書いたので見て下さい
無邪気と狂気は紙一重だ。
幼児が顔中に生クリームつけてはしゃいでるのは無邪気だが、おじさんが顔中にもつ煮込みつけてはしゃいでたら狂気だ。
おじさんが顔中生クリームつけてはしゃいでるのは、ギリセーフな気がするし、ギリアウトな気もする。
幼児が顔中にもつ煮込みをつけてはしゃいでるのは、親が悪い。
基本は出世魚みたいな事だと思う。
同じ行動でも、年齢によって変わってくるのだ。
ハマチ→メジロ→ブリ
無邪気→ん?→狂気

葬儀の場に天真爛漫さはいらない
この前、この「ん?」が起きた。
うちの事務所の後輩に「いかちゃん」とゆう後輩がいる。
両親の愛を一身に受けて育ち、真っ直ぐに育った漫画みたいな天真爛漫を絵にかいたような23歳の女の子だ。
いかちゃんは、僕がお母さんのお腹の中に忘れた物を全て持ってる。
人を疑う事もないし、男の話をするとすぐに顔が赤くなるし、横断歩道は手をあげて渡る。
まさに人力舎の純粋、無邪気の象徴だろう。
そんないかちゃんと、この前業界の方の葬儀に一緒に行った時の事だ。
こんな言い方はあれだが、いかちゃんと葬儀の相性は最悪だ。
葬儀の場に天真爛漫さはいらないし、香典に薄墨で「いかちゃん」なんて書こうもんなら、タコ殴りちゃんだ。
急な事で、黒い服も一枚も持ってないと言っていたし、いつも着ているALWAYS CLEAN LIFEて書いたTシャツを着てきたらどうしようと心配だった。

もう親の気持ちだ。
良かったです! タコ殴りちゃんで笑ってからの(笑)最後感動でした。 これは神回だと思います!!
前代未聞なくらいに遅延しまくっても、こんなの出されたら感動するしかないじゃないですか。
グッとくるとはこのことですね。