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「やすらぎの刻~道」八千草薫の訃報にしんみり、衝撃展開にボーゼン「道」が平成編に突入第30週

「やすらぎの刻~道」八千草薫の訃報にしんみり、衝撃展開にボーゼン「道」が平成編に突入第30週
イラスト・文/北村ヂン
倉本聰・脚本「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系・月~金11時30分~)第30週。

「やすらぎ体操第二」からスタートしたこの週、八千草薫さんの訃報が飛び込んできた。「やすらぎ体操第二」ではあんなに元気そうに「ジャマイカのポーズ」を取っていたのに……。

神がこの世に送り込んだ、天使のような洗濯屋


八千草薫演じる九条摂子は、前作「やすらぎの郷」の象徴的な存在だった。

国民的大スターであった「姫」こと九条摂子は、「やすらぎの郷」の創設者・加納英吉とも縁が深く、この施設は姫が老後を送る場所として作られたという側面もある。

戦前、だいぶ年上の千坂浩二監督と人ならぬ恋に落ちたという姫。一回り以上年上で、バツ2の谷口千吉監督と結婚した八千草自身を思わせる設定だ。

老人たちのドタバタに加わることは少なかったものの、「ナスの呪い揚げ」など上品ながら毒のある印象的なシーンも多かった。

「やすらぎの郷」終盤で姫は、脳にまでがんが回って死んでいく。その時にはこんなナレーションが流れていた。

「九条摂子という類い稀な天使は、その美しさと清純さをもって、人々の心を浄化してきた。彼女こそ心の洗濯屋だった。神がこの世に送り込んだ、天使のような洗濯屋だった」

菊村栄(石坂浩二)にとって憧れの存在だった姫。これはそのまま、倉本聰から八千草薫へ贈る気持ちだったのだろう。

倉本聰は、今作「やすらぎの刻~道」をはじめるに当たっての懸念材料は「前作で九条摂子を殺してしまったこと」と語っていた。

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  • 匿名さん 通報

    エバーライフさん!「皇潤」見たいなぁ!

    0
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やすらぎの刻~道

やすらぎの刻~道

幅広い世代から絶大な支持を集めた『やすらぎの郷』の主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ『道』が、新たに映像化。倉本聰×テレビ朝日が再タッグを組んでお送りする『帯ドラマ劇場』にて、2019年4月8日~2020年3月27日放送。

2019年11月4日のレビュー記事

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