第7週「夢の結婚生活」〈5月11日 (月) 放送〜5月15日 (金) 放送 脚本・清水友佳子 演出・橋爪紳一朗〉

あらすじ
裕一と音は東京に出て来て新婚生活をはじめた。裕一は曲がボツになり続けて1年が経過、音は「椿姫」のヒロインオーディションの一次審査に合格する。
登場人物
古山裕一…幼少期 石田星空/成長後 窪田正孝 主人公。内向的で口下手だが、音楽の才能に溢れる。
関内音 …幼少期 清水香帆/成長後 二階堂ふみ 幼い頃、川俣を訪れ、聖歌を歌う。そのとき裕一と出会う。「女子供」という言葉が大嫌い。双浦環の歌に魅入られ歌手を目指す。同世代の裕一が国際作曲コンテストに受賞したことに刺激を受け、裕一を応援。恋に落ちる。裕一のために東京のレコード会社と契約を取り付ける。
●東京の人々
小山田耕三…志村けん 日本作曲界の重鎮。裕一の演奏会の記事を読んで興味を持ち、廿日市に裕一と契約するように勧める。
廿日市誉…古田新太 コロンブスレコードの音楽ディレクター。
杉山あかね…加弥乃 廿日市の秘書。
木枯正人…野田洋次郎 コロンブスレコードと専属契約を結んだ作曲家。ながらくボツが続いたが 「影を慕ひて」が採用される。
梶取保…野間口徹 喫茶店バンブーのマスター。妻の暴走に困惑しつつ見守っている。
梶取恵…仲里依紗 保の妻。過去の恋愛を思い出し語りすることが多い。
佐藤久志 …幼少期 山口太幹/成長後 山崎育三郎 転校生。県会議員の息子で、気取った口調で話す。東京帝国音楽大学の3年生で「プリンス」と呼ばれ、生徒の憧れの的。音に歌の助言をする。
夏目千鶴子 …小南満佑子 東京帝国音楽学校の生徒。優秀で一目置かれている。
筒井潔子 …清水葉月 東京帝国音楽大学で音と同級生。パートはソプラノ
今村和子 …金澤美穂 東京帝国音楽大学で音と同級生。パートはアルト
先生 …高田聖子 東京帝国音楽大学の教師。厳格
●福島の人々
古山三郎 …唐沢寿明 裕一の父。福島の呉服屋・喜多一の三男坊。兄ふたりが亡くなったので店を継いだ。気が小さいが大きく見せようとしがち。騙されて、喜多一を窮地に追いやる。
古山まさ …菊池桃子 裕一の母。実家がお金持ち。なかなか子供ができず諦めかかった頃、裕一を授かる。
古山浩二 …幼少期 潤浩/成長後 佐久本宝 古山家の次男。裕一の2歳下。喜多一を継ぐことにする。新しい商売をしようと考えるが三郎に反対される。好きなことをしている裕一に嫉妬する。
大河原隆彦…菅原大吉 喜多一の番頭。
桑田博人…清水伸 喜多一の店員。
及川志津雄…田中偉登 喜多一の店員。親に捨てられて奉公に出た過去があり、裕一の自分勝手な振る舞いが気に入らない。
藤堂清晴 …森山直太朗 裕一の担任。音楽教育に熱心で、裕一の音楽の才能を「たぐいまれなる」と評価する。
村野鉄男 …幼少期 込江大牙/成長後 中村蒼 魚屋・魚治の息子。
村野善治…山本浩司 魚治の店主。三郎とよくしゃべっている。一見、いい人に見えるが、仕事熱心でなく鉄男を働かせている。借金がかさみ夜逃げする。
村野典男…三浦透馬 鉄男の弟。
新田先生…芹澤興人 裕一の小学校の先生。なんでも気合でなんとかなると思っている
立川敦司 …岡部たかし 茂兵衛のお供。
太郎 …田村継 いじめっこ。
大津史郎 …幼少期 細井鼓太/成人後 大津尋葵 小学校で裕一を虐めていたが、福島ハーモニカ倶楽部で裕一と仲良くなる。ハーモニカは地味なバス担当。人の気持ちに敏感。
とみ…幼少期 白鳥玉季/成長後 堀江由衣 幼い頃、裕一を虐めていた。昭和3年、川俣のダンスホールで志津という名で踊り子をやっている。再会した裕一を弄ぶ。
舘林信雄…川口覚 福島ハーモニカ倶楽部の会長。家業を継ぐため会長を退くにあたり、裕一を次期会長に推薦。裕一の音楽の才能を認めている。現実主義者。
吉野福之助…田口浩正 京都の商人。三郎に大儲けを持ちかけ、保証人にさせて逃げる。
●川俣の人々
権堂茂兵衛…風間杜夫 まさの兄。資産家。妻が病弱で跡継ぎが生まれないことが悩みの種。
権堂権蔵…森山周一郎 裕一の祖父。川俣に住んでいる。茂兵衛に子供が生まれないため再婚を勧める。昭和5年、突然亡くなる。
権堂八重…三田和代 裕一の祖母。川俣に住んでいる。家の存続のことしか頭にない。
落合吾郎…相島一之 川俣銀行 支店長。独身。
菊池昌子…堀内敬子 川俣銀行 事務員。三回離婚している。
鈴木康平…松尾諭 川俣銀行 15年のキャリアの行員。裕一をダンスホールに連れ出す。
松坂寛太…望月歩 川俣銀行 2年めの若手。茂兵衛に裕一の様子を報告していた。
鈴木の結婚相手…椎名琴音 ダンスホールで鈴木が裕一に最初に「ちょうどいい」と勧めた女性。
立川敦司…岡部たかし 茂兵衛の部下。
●豊橋の人々
関内安隆 …光石研 音の父。軍に納品する馬具の製造販売をしている。出張先で子どもを助けるため電車にはねられて死亡、海に散骨される。
関内光子 …薬師丸ひろ子 音の母。時々、黒い発言をして「黒密」と安隆に言われる。夫亡き後、事業を継ぐ。
関内吟 …幼少期 本間叶愛/成長後 松井玲奈 音の姉。将来はお嫁さんになるのが夢。お目当ての人が音を気に入ってしまってショック。長女として結婚して家を継ごうと思っている。音と一緒に東京に出る。
関内梅 …幼少期 新津ちせ/成長後 森七菜 音の妹。作家志望。クールに家族のことを俯瞰して見ている。裕一のリサイタルで音が歌う歌の歌詞「晩秋の頃」を書く。
岩城新平…吉原光夫 安隆の会社で職人をやっている。一度は辞めたが戻って来て、音の馬具制作の腕を認めている。
神埼良子…田中里念 音のクラスメイト。演劇「竹取物語」のかぐや姫役に選ばれるが音に譲り、帝役を演じる。
母親ます…篠原ゆき子 良子の母。良子にプレッシャーを与え続ける。
熊谷先生…宇野祥平 音の学校の先生。
打越金助…平田満 軍関係に物品を納入している業者。光子に気があり、安隆亡き後、言い寄る。
双浦環…柴咲コウ 世界的なオペラ歌手。音に「蝶々夫人」のレコードを贈る。
御手洗清太郎…古川雄大 ドイツ留学経験のある、音の歌の先生 「先生」と呼ばれることを嫌い「ミュージックティーチャー」と呼べと言う。それは過去、学校の先生からトランスジェンダーに対する偏見を受けたからだった。
野島春彦…長田成哉 夏彦の兄。吟がひそかに思いを寄せていたが、音のことを気に入ってしまう。
野島夏彦…坂口涼太郎 音の見合い相手。女性は男性に付き従うものと思っている。
鶴亀寅吉…古舘伊知郎 興行師。裕一に演奏会を持ちかけ、売上金を持ち逃げする。
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【第2週】「運命のかぐや姫」振り返り「今週の窪田正孝」
【第1週】「初めてのエール」振り返り「今週の窪田正孝」


番組概要
連続テレビ小説「エール」
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~、再放送 午後11時~
◯土曜は一週間の振り返り
原作:林宏司
脚本:清水友佳子 嶋田うれ葉 吉田照幸
演出:吉田照幸 松園武大ほか
音楽:瀬川英二
キャスト: 窪田正孝 二階堂ふみ 唐沢寿明 菊池桃子 薬師丸ひろ子 松井玲奈 森七菜ほか
語り: 津田健次郎
主題歌:GReeeeN「星影のエール」
制作統括:土屋勝裕 尾崎裕和