5月20日配信『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』 #7

日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
40人でのポジション評価後半戦。なんとここで、シンデレラボーイが誕生! ゲリラ順位発表では、各ポジション1位に与えられる10万票ベネフィットで、不動の2TOP、木村柾哉、田島将吾がついに陥落した。

【前回の記事】ボーカルアベンジャーズは清水翔太の名曲で伝説のステージ ポジション評価スタート

国民プロデューサーによる「マッチング投票」が導入された次に行われるコンセプト評価には、新ルールが導入されること、20名が脱落することが発表された。


ボーカルポジション「Pretender」

自分を見つめ直し、美しいハーモニーが生まれる

Officialチャレ団dism ボーカル/Official髭男dism「Pretender」
1位:高塚大夢
2位:篠原瑞希
3位:福田歩汰
4位:松本旭平


高塚大夢の負担を減らそうと、松本旭平がリーダーに立候補。しかし、各人が自分のことで手一杯でチームワークが構築できていないことを青山テルマトレーナーに見透かされる。そのテルマトレーナーに「なんでマイクを持っているのか、誰に届けたいかだけを考えて」と黒闇の中で歌わされ、自分を見つめ直した4人は、本番で美しいハーモニーを響かせた。

「今までのパフォーマンスの中でいちばん良いパフォーマンスができたんじゃないかと思いました。緊張してないと思ってたけど、足が震えている(笑)」(篠原瑞希)とパフォーマンス後は満足そうな表情に。

「1位という結果を得る意味のあるものにしてこれからもっと自分が成長するから自信とか糧にしていきたいって思っています」と、1位の高塚大夢は、涙を見せた。

日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
高塚大夢

◆ラップポジション「Overall」

大和田歩夢がKEN THE 390テレーナーにラップバトルを挑む!

Crawl up ラップ/KEN THE 390「Overall」
1位:中野海帆
2位:井筒裕太
3位:村松健太
3位:大和田歩夢


ラップ経験者の中野海帆が引っ張り、村松健太がムードメーカーとして盛り上げるこのチームは、歌詞を全編自作で挑んだ。

全員がセンターに立候補。
中野海帆はダンスにもこだわり、振付も手掛けるが、ちょっと空回りしてしまう場面も。

停滞ムードを変えたのは、大和田歩夢。なんと、ラップレッスンに来たKEN THE 390にフリースタイルのラップバトルを挑んだのだ! しかし、このバトルでチームの結束は固くなり、「俺らが楽しんでいればお客さんにも伝わるから」と中野海帆のマインドも変化。本番ではKENZOトレーナーに「これは奇跡だな」と言われるパフォーマンスを見せた。

日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
大和田歩夢

◆HIDDEN(ダンス)ポジション「Dynamite」

センター尾崎匠海が大スランプに。胸のつかえを吐き出し、大復活。

コワイモノシラズ HIDDEN(ダンス)/BTS「Dynamite」
1位:尾崎匠海
2位:福田翔也
3位:小林大悟
4位:寺尾香信

5位:森井洸陽


全員がセンターに立候補し、多数決で尾崎匠海がセンターに。
しかし練習では「匠海がセンターだということがわからない」と、存在感を出せずに悩む。「浪速のプリンス」チームメイトたちに励まされるが、スッキリしない。ダンスレッスン中に仲宗根トレーナーに「吐き出せ!」と言われ、涙ながらに胸に抱えた想いを吐露。ようやく気持ちを昇華することができた。

パフォーマンス後は5人が「幸せだった」「楽しいと」口にできる、納得のパフォーマンスとなった。

日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
尾崎匠海

◆ボーカルポジション「さよなら青春」

菅井トレーナーが阪本航紀に「歌に向いていない!」と大激怒

うたうたいばかり いきものがかり「さよなら青春」
1位:阪本航紀
2位:笹岡秀旭
3位:四谷真佑
4位:小堀 柊

5位:上田将人


5人中4人がグループバトルのメインボーカルという、ボーカル実力者チーム。しかし、全員が敗北を経験し、悔しい思いを味わったチーム。


『PRODUCE 101 JAPAN SEASON1』のファイナルで、練習生全員で披露したこの曲には、国民プロデューサーの思い入れも大きい。同じように、格別の想いを持っていたのが四谷真佑。「仲の良かったリベンジャーズ(古瀬直輝、三佐々川天輝、安江律久、四谷真佑)のみんなが脱落したり、どうしようもない状況で続けられなかったりしているので、勝手ながら3人の気持ちを背負ってデビューしないといけないという気持ちが大きくなった。リベンジャーズのことや今の不安が重なるから、サビよりも歌いだしをやりたい」と直談判し、歌いだしのパートを得ることに。

リーダーの笹岡秀旭が多数決でセンターに決まっていたが、上田将人阪本航紀がセンターに再挑戦。他のチームにジャッジを仰いで阪本航紀のセンターで仕切り直しに。
ところが、肝心の歌がまとまらない。阪本航紀は菅井トレーナーに「歌を頭で考えている。ナンセンス。歌に向いていない!」と酷評されるが、「いちばんへたくそだけど、いちばん上手くなる可能性がある」という菅井トレーナーの親心に触れ、練習に熱が入るように。

「ソウルがないとダメ」という菅井トレーナー言葉に「僕らの中に足りなかったものがやっと見つかった」(笹岡秀旭)と、本番で最高のパフォーマンスを見せると、「達成感が『Let Me Fly ~その未来へ~』の時に似ている。音楽ってすごい」と、1位になった阪本航紀は涙した。


日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
阪本航紀


◆ダンスポジション「舞い落ちる花びら」

小池俊司がセンターの座にくらいつき、素晴らしいパフォーマンスに

BUDDIES ダンス/SEVENTEEN「舞い落ちる花びら」
1位:小池俊司
2位:木村柾哉
3位:許 豊凡
4位:西島蓮汰

5位:テコエ勇聖


木村柾哉が桜、西島蓮汰がバラ、小池俊司がすみれ、許 豊凡がラベンダー、テコエ勇聖がひまわりと、それぞれテーマの花を決めて臨んだBUDDIES

小池俊司は初めてのセンターに戸惑い、KENZOトレーナーに「もうちょっと責任感持って、力を発揮するべき。それができないんだったらセンターなんて辞めてしまえ」と厳しいひとことを浴びてしまう。木村柾哉がそんな小池俊司の悩みを聞き、「センターになりたかった理由をもう1回見つめ直して、主役だから頑張れ」と励ます。

徐々に変化していく小池俊司。何度も何度も負けずにセンターの位置を守ろうと、気持ちが前に出るように。「自分だけではできないことがたくさんあった。
たくさんの人に支えられ1位が取れた。このメンバーのおかげ」と、本番ではチーム内1位を獲得した。

◆ベネフィットで順位が大変動 シンデレラボーイ小池俊司誕生

ポジション評価ではチーム内1位になった練習生に10,000票(HIDDENは2倍)が、そして各ポジションで1位になった練習生には100,000票のベネフィットが与えられる。

各ポジションでの1位、下記練習生には、100,000票が加算された。

ボーカル:阪本航紀
ラップ:中野海帆
ダンス:小池俊司

日プ2|シンデレラボーイ小池俊司誕生! ベネフィットによる順位大変動で不動の2TOPが陥落
小池俊司

ゲリラ順位発表では、100,000票ベネフィット効果で順位が大変動。不動の2TOP、木村柾哉、田島将吾をはじめ、上位にいた練習生が順位を落とす結果となった。

<ゲリラ順位発表>
1位:小池俊司
2位:阪本航紀
3位:木村柾哉
4位:田島将吾
5位:中野海帆
6位:西島蓮汰
7位:藤牧京介
8位:西 洸人
9位:尾崎匠海
10位:小林大悟
11位:高塚大夢

◆コンセプト評価

練習生のために5曲のオリジナル曲を制作。国民プロデューサーが楽曲のコンセプトに合った練習生を決めるマッチング投票が行われているが、10日後の本番に向けて、まずは自分がやりたい曲で練習を行う。3日後、マッチング投票の結果でグループを再編。選択を謝ると、2日間の練習が無駄になる。このコンセプト評価で、20名が脱落する。

次回は、「コンセプト評価」が放送される。



連載バックナンバー

【日プ2 #0】JO1を輩出した『PRODUCE 101 JAPAN』脱落者の涙、出会いと別れ 101人→60人に
【日プ2 #1】木村柾哉が1位に 韓国で練習を積んだ田島将吾&西島蓮汰コンビにはスタンディングオベーション
【日プ2 #2】レベルテスト後半戦スタート! 憧れのJO1からの激励メッセージに気持ちが上がる練習生たち
【日プ2 #3】圧倒的な歌唱力で驚異の成績を出した高塚大夢に注目! 大興奮の大幅なクラス入れ替え劇も
【日プ2 #4】グループバトル後半 一時溝深まるも高校生を中心としたアベイビーズが全体1位獲得の驚きの結果に
【日プ2 #5】コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表
【日プ2 #6】ボーカルアベンジャーズは清水翔太の名曲で伝説のステージ ポジション評価スタート

関連リンク

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』公式サイト
https://produce101.jp/


Writer

坂本ゆかり


レコード会社の制作・宣伝、Webメディアの編集長を経てライターに。女性誌、Webなどで主にアーティストのインタビューを担当

関連サイト
@skmt_0127