スマスマ出演で「誰?」と言われたceroが注目度急上昇!石橋貴明の愛娘・穂乃香も“汗だく”で応援

今月7日に放送されたフジテレビ系SMAP×SMAP」に出演した3人組ポップバンド・ceroだが、放送終了後に最新作がamazonで在庫切れとなり、iTunesではアルバムチャート1位に急上昇、そして公式サイトがサーバーダウンするという事態に発展した。


さらに、Twitterでは「初めて聴いたけど良い!」「幸せな気分になる共演だった」「SMAPとシティポップは親和性が高いな」「ぜひSMAPに楽曲提供を!」「スマスマ出演がスゴいことだと喜んでくれて嬉しい」「トークをカットしなかったスタッフGJ」といったコメントがあふれ、ついにはバンド名が“話題のワード”に踊り出るなど、まさに大反響のテレビ出演となったようだ。


同番組のライブコーナー「S-LIVE」に出演し、自身の楽曲「Summer Soul」をSMAPと共に披露したceroは、なんと地上波でのライブはこれが初めて。その初々しい佇まいは、思わず中居が「こんなこと言うのは失礼なんですけど……誰ですか?」とツッコむほど。メンバーの高城晶平も「いまだにドッキリかなって」と緊張を隠せない様子だったが、「けっこうキャリアを積んできてるんですよ」とフォローしたのは香取慎吾だ。


香取は以前、雑誌のインタビューで「ceroが好き」と発言しており、今回の出演もそれがきっかけなのでは? と噂されていた。番組内では、中居に「お前、金もらってんのか?」とイジられ苦笑していたが、かなりの音楽通として知られる稲垣吾郎も「90年代に聴いていた“渋谷系”とか、そういう香りが懐かしくて……僕も好きですね」と絶賛。


今回の出演によって全国のお茶の間に大きなインパクトを残したであろうceroは、2004年に結成。現在は、先述の高城(ヴォーカル/フルート他)に加え、荒内佑(キーボード/ベース他)と橋本翼(ギター他)という3人のメンバーを中心に活動している。ここ数年盛り上がりを見せている“東京インディー”と呼ばれるシーンの筆頭として、熱心な音楽ファンの間で絶大な人気を誇っているバンドだ。


そんな彼らはインディーレーベル「カクバリズム」に所属しており、あの星野源とは元レーベルメイトという間柄。さらに高城は、東京・阿佐ヶ谷でカフェバー・Rojiを経営し、多くの音楽関係者やリスナーに憩いの場所を提供している人物でもある。なお「スマスマ」出演時には店内の小さなテレビでパブリックビューイングも行われたようだが、実はとんねるず石橋貴明の愛娘・穂乃香もceroの大ファンで、当日もRojiから「スマスマcero最高でした。汗だくです」とツイートしていた。


SMAPとのコラボライブ後には、中居と木村拓哉の“高校時代の伝説”に切り込んで驚きの事実を聞き出し、トークでも大いに番組を盛り上げたcero。昨年リリースされた最新アルバムが「ミュージック・マガジン」の邦ロック部門でベストアルバムを獲得し、「第8回CDショップ大賞2016」にも入賞を果たすなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らに今後も要注目だ。

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