
ドラマ『バフィー ~恋する十字架~』の米女優サラ・ミシェル・ゲラーがSNSで、乳がんで闘病中の親友シャナン・ドハーティに敬意を表した。90年代の人気ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』のブレンダ・ウォルシュ役で知られるシャナンは、2015年8月に乳がんを患っていることを告白している。
ミシェルは自身のインスタグラムで、「# threecharacters(自分という人間を表す3つのキャラ)」を紹介。彼女が選んだのはこれまでシャネンが演じてきたキャラクター3人で、子役時代に演じたドラマ『大草原の小さな家』のジェニー・ワイルダーに、映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』のヘザー・デュークや『ハイスクールはダンステリア』のマギーだった。そのどれもがファンに愛されているキャラということで、シャネンへの称賛ともなった。
これに感激したシャネンはすぐに「私の親友」として、昔ミシェルと一緒にリッキー・マーティンのコンサートに出かけた懐かしい写真を自身のインスタグラムにアップ。2人がSNSで見せた友情はこれだけでなく、8月にはミシェルが「シャナンはとりわけ誠実な友達。彼女は(乳がんの闘病という)人生で最もつらい体験を、会ったことのない友達と分かち合うことで、同じ境遇にいる人たちを励まそうとしているの。ガンなんてぶっとばせ!」とインスタグラムに投稿していた。
今年8月にはがんがリンパ腺に転移していること、乳房の切除手術を受けたことも告白したシャネン。現在は化学療法を受けており、放射線療法にも挑戦するという。またインスタグラムでは、治療を受けるにあたり丸刈りにした姿や、ショッキングピンクの派手なウィッグを被った写真、そしてミシェルや2011年に結婚した夫とのショットを公開するなど、前向きに生きる姿を見せている。
写真:(c)Photoshot / ZetaImage